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犬の頭脳を活かした仕事は?盲導犬の一生とは?

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前回は、犬種紹介と純血種等の言葉を紹介しました。

以前犬の嗅覚を活かした犬の仕事だけを紹介していたので

今回は、犬の頭脳を活かした犬の仕事を紹介しようと

思います。

 

犬の頭脳を活かした犬の仕事は?

犬の頭脳を活かした犬の仕事として盲導犬や聴導犬や介助犬があります。

今日は、その中の盲導犬について書こうと思います。

 

・盲導犬

盲導犬(もうどうけん)は、「目の不自由な方々が自由に外出出来る」様に

道の中にある段差や角等の障害物をそれの前で止まって視覚障害者に教えて

「視覚障害者が安全に外を歩く」為のお手伝いをする犬です。

また盲導犬は、1978年(昭和53年)の道路交通法(どうろこうつうほう)の改正により

「車の一時停止や徐行が義務化された」事で道路を通行する際の特別な保護を受けています。

盲導犬は通常白か黄色のハーネス(胴輪)をしています。

このハーネスを装着している最中の盲導犬は仕事中です。

声を掛けたり口笛を吹いたりなでたり餌を与えたり犬の集中力を邪魔する様な行為は

慎まなければなりません。
また「2002年10月に身体障害者補助犬法が施行された」事で従来の公共機関のみならず

デパートやスーパーやホテルや旅館等の民間施設に盲導犬の受け入れ義務が発生しました。

しかし「経営者がこの法律を知っている」場合でさえ「末端の従業員がこの法律の存在自体を

知らない」という事や「施設を利用する他のユーザーが犬を不必要に怖がる」という問題が起きています。

盲導犬の完全受け入れ実現は、まだまだ先の話です。

盲導犬の一生は、通常以下の様な物です。

 

♦誕生~生後2ヶ月
盲導犬の素質を持った両親から子犬が繁殖されます。

生まれた子犬は、主として母犬や兄弟犬と共に生活して社会性を養います。

 

♦生後2ヶ月~1歳
生後2ヶ月経った子犬は、通称パピーウォーカーと呼ばれるボランティアの一般家庭に

1歳になるまで預けられます。

この時期の目的は人間との社会性を養う事です。

なので子犬は、ただひたすらに愛情を受けて育てられます。
なお「子犬が12週齢前にボランティア家庭に移った」場合犬は、90%の確率で

盲導犬になれます。

しかし「子犬が犬舎に12週齢以上おかれた」場合犬は、30%の確率でしか盲導犬になれません。

これは、「この時期に人間から受ける愛情がいかに重要か?」を示す一例と言えます。

 

♦1歳~2歳

1歳になった子犬は、2歳まで盲導犬になる為に必要な事を訓練します。

訓練を行う場所は、全国に9ヶ所ある盲導犬育成協会です。

因みに訓練の内容は、以下の通りです。

 

◊服従訓練

これは、人間と生活する上で必要となる基本的な動作(お座り等)を訓練する物です。

指示語(しじご)を日本語を覚えさせた場合女性言葉や方言による微妙な差異が出て犬の混乱の

原因になります。

なので指示語は英語で統一されます。
◊誘導訓練

これは、道路の端を歩く等人を目的地まで導く為に必要な事を訓練する物です。
◊目隠しテスト

これは、「訓練者が目隠しをして実際に犬を使う」事で仕事の予行演習をする物です。
◊共同訓練

これは、「実際に目の不自由な方が犬を使う」事で犬の適性を見極めるという物です。

この訓練は、4~6週間します。

この訓練を通して 視覚障害者の方は、盲導犬の使い方や世話の仕方をはじめ盲導犬に関する必要な

知識を身につけます。

またこの時期は、「盲導犬と視覚障害者がお互いを理解し合う」重要な期間です。

 

♦2歳~10歳
共同訓練を終了すると視覚障害者は自宅に盲導犬を連れて行き共同生活を始めます。

これが、盲導犬としてのひとり立ちです。
♦10歳
盲導犬の引退に年齢制限はありません。

しかし10歳くらいになると目を始め老化する部分が多くなってきます。

なのでおおよそこの位の年齢で引退する盲導犬が多いです。
引退後盲導犬は普通の愛玩犬(あいがんけん=ペット)として引き取られたり

リタイア犬ボランティア(引退した盲導犬を専門に受け入れるボランティア家庭)の元に

引き取られます。

 

みなさんはこの記事の内容を知っていましたか?

次回は、聴導犬等について書こうと思います。



 

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