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犬のしっぽの構造は?リンバーテイルとは?

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今まで犬の骨格や神経や筋肉について書いて来ました。

今回は、犬のしっぽについて書こうと思います。

 

犬のしっぽの構造は?

犬の尻尾は、以下の筋肉から成り立っています。

 

内背側仙尾筋(ないはいそくせんびきん)

この筋肉は、しっぽの上部の左右にあります。
「この筋肉が左右同時に収縮する」事でしっぽが上に上がります。

「右のみもしくは左のみこの筋肉が収縮する」事でしっぽが斜め

上方に持ち上がります。

 

外背側仙尾筋(がいはいそくせんびきん)
この筋肉は、内背側仙尾筋の下にあり内背側仙尾筋と尾横突間筋の

補助的な役割を果たします。

 

尾横突間筋(びおうとつかんきん)
この筋肉は、外背側仙尾筋の下にあり尾椎一つ一つに付着する非常に

小さな筋肉で主としてしっぽを横に曲げます。

部分的に収縮させる事でしっぽの細かいくねり動作を生み出す事が出来ます。

 

直腸尾筋(ちょくちょうびきん)
この筋肉は、内腹側仙尾筋の間にあり左右同時に収縮してしっぽを下に引き込みます。

けんかに負けた犬のしっぽを巻き込む動作にこの筋肉が作用しています。

 

外腹側仙尾筋(がいふくそくせんびきん)
この筋肉は、尾横突間筋の下にあり左右同時に収縮してしっぽを下に下げます。

「右のみもしくは左のみこの筋肉が収縮する」事でしっぽが斜め下方に下がります。

 

内腹側仙尾筋(ないふくそくせんびきん)
内腹側仙尾筋は、外腹側仙尾筋の隣にあり外腹側仙尾筋と直腸尾筋の補助的な役割を

果たします。

 

リンバーテイルとは?

「犬が冷たい水の中で泳いだ」後等に「突然犬のしっぽがだらりと垂れたまま動かなくなる」

事がまれにあります。

これは、リンバーテイル(limber tail)という病気です。

この病気の発症メカニズムは、良く分かっていません。

「リンバーテイル(直訳 だらりとしたしっぽ)が注目された」きっかけは、1997年に

刊行された医学情報誌 Veterinary Recordです。

この時に「冷たい水の中で泳いだ後等に突如として犬の尾が動かなくなる」事からこの病気に

フローズンテイル(frozen tail)という仮名が与えられました。
その後1999年にイングリッシュポインターを対象とした調査により

「クレアチニンキナーゼレベルが上昇している」という事実が明らかになりました。

これにより尾骨筋に対するダメージに起因する筋炎の一種ではないかとの仮説が提唱されました。

また2005年から2007年のハンティングシーズンにイギリス国内に暮らす1,300頭の作業犬を

対象に調査を行った時にラブラドールレトリバー613頭の内3頭とフラットコーテッドレトリバー

66頭の内1頭が患犬と認められました。

これにより累積有病率は0.49%と推計されました。

 

皆さんはこの記事の内容を知っていましたか?

次回は、犬のしっぽの種類等について書こうと思います。

 

ダイエットに効果的なオメガ油の特性についての記事をご紹介します。

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