yuki

犬は寒い時どの様に体温調節をしているの?

読了までの目安時間:約 4分


 

 

前回は、鼻呼吸と外側鼻腺や口呼吸と舌の関係について

書きました。

今回は、「犬は寒い時どの様に体温調節をしているか?」

特に「犬はどの様に保温するか?」について書こうと思います。

 

犬は寒い時どの様に体温調節をしているの?

「犬の体温が下がった」時体の中を巡っている血液が冷やされた
状態で脳の体温調整中枢に送られます。
そうするとそこにある温度センサーが「寒い!」と感じ全身の血管や
ホルモンを調節する内分泌器官に指令を出して冷たくなった血液を
温めようとします。
これが体温を逃がさない様にする為の保温と体温を上げる為の産熱です。
犬の体にあるさまざまな保温・産熱システムにより「体温がセット
ポイントから低くなりすぎない」様に犬自身が調整しています。
しかしその能力に限界はあります。
「体温が35℃を下回ってしまう」と脳や内臓がダメージを受けて危機的な
状態に陥ります。
これが低体温症です。
低体温症は時として死に繋がります。
特に「気温が低下する」冬はなんとしても体温を上げなければなりません。
「犬が体温を保とうとする」時「犬が体温を下げる」時と逆のやり方で
犬は「体温が外に逃げない」様に熱を囲い込みます。
犬はどの様に保温するの?

犬は、伝導や対流や放射や気化という方法で保温します。

以下は、伝導や対流や放射や気化という方法による保温の例です。

・伝導

冷たい地面を避け地面から数cm浮いた犬小屋や「毛布や藁が敷いてある」

床面に移動する

・対流

寒風吹き荒ぶ屋外環境を避け犬小屋や巣穴に潜り込む

・放射

冬を迎える前に被毛の量を増やして首等「太い血管が通っている」場所を

覆い隠してしまったり丸くなって体表面積を小さくしたり皮下脂肪を

増やしたり「体温が近い」きょうだい犬と団子になって眠ったりする

・気化

口を閉じて口呼吸から鼻呼吸に切り替える

犬はどの様に産熱するの?

・甲状腺機能の増加

犬の喉元に甲状腺と呼ばれる内分泌器官があります。
そこから分泌されるチロキシンと呼ばれるホルモンが体内における代謝を
コントロールしています。

冬になると「チロキシンの分泌量が増える」事で体内における代謝レベルが

上昇して体温を維持しようとします。

「外で飼われている犬の食事量が冬になると60~70%増加する」理由は、

「基礎代謝の上昇に合わせて大量のカロリーを消費する必要がある」からです。

 

皆さんはこの記事の内容を知っていましたか?
次回も引き続き「犬は寒い時どの様に体温調節をしているか?」特に
「犬はどの様に産熱するか?」について書こうと思います。


 

タグ :       

トイプードル

この記事に関連する記事一覧