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冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?その3

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前回は、冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事について書きました。
今回も引き続きこの事について書こうと思います。

冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?

・インフルエンザ
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。
インフルエンザウイルスは基本的に種特異性があります。
これは、「ある特定のウイルスはある特定の動物にだけ感染する」という特徴です。
例えば、鳥インフルエンザです。
一方このウイルスは、特別変異するウイルスとして知られています。
例えば「馬にだけ感染する馬インフルエンザ等が犬に感染する」事が分かっています。
また2009年に豚インフルエンザウイルスが人の体内で突然変異を起こして
世界的な2009年新型インフルエンザを引き起こしました。
「インフルエンザウイルスが突然変異によって種の壁を超えてしまった」場合に
厄介な事は、「人から犬や犬から人という感染ルートが生じてしまう」という事です。
中国においてインフルエンザに感染した2頭の犬を調べた所人の間で新型インフルエンザとして
流行したH1N1/2009に極めて近いタイプである事が確認されました。
症状自体は軽かった様です。
「ウイルスは鼻の分泌物から外界に拡散される」事で犬から犬に伝播する事が確認されました。
上記した事実から「種特異性を失ったインフルエンザウイルスが現れた」場合は、「犬から人へ
もしくは人から犬へウイルスが広がってしまう」可能性を否定を出来ません。
日本において11月下旬から12月上旬にかけてインフルエンザの患者数が増え始めます。
ひょっとするとその期間に犬は症状を示していないだけでインフルエンザウイルスに
感染しているかもしれません。
最悪の事態を想定して特に冬の間は、「犬の唾液や鼻水が人の口の中に入らない」様に
注意しなければなりません
危険な時は、犬のよだれのついた食器を片付ける時等です。

 

・回虫
犬の消化管に侵入して勝手に居候生活を送る内部寄生虫の中で回虫は冬になると
増えるかもしれません。
2011年7月から2014年10月の間オランダ国内に暮らしている生後6ヶ月以上の犬938頭から
月1で糞便サンプルを回収して寄生虫症の一種である回虫の初感染と再感染に関する統計データが
長期的に収集されました。
その結果初感染か再感染に関わらず「感染率のピークが冬に来る」事が明らかになりました。
この現象の理由はよくわかっていません。
犬の祖先である狼から受け継いだ生体リズムや「散歩量が減る」事によるストレスが犬の免疫力を
低下させているのではないかと推測されています。
その為虫下しは、冬の間念入りにしなければなりません。

 

皆さんはこの記事の内容を知っていましたか?
次回は、以前書いた夏の間犬を飼う上で注意しなければならない事について新たな情報を書こうと思います。


 

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