yuki

夏の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?その3

読了までの目安時間:約 5分


 

 

 

前回と前々回は夏の間犬を飼う上で注意しなければならない

事について書いて来ました。

今回も引き続きこの事について書こうと思います。

 

夏の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?

・花火等の大きな音

人間をはじめとする多くの動物は突発的な音に対して本能的な恐怖反応を示します。

例えば、突然耳元で後ろからワッ!と大声を出されると驚いて飛び上がる等です。

犬の中にこれと同じリアクションパターンがあります。

犬にとってのワッ!は夜空に突然打ち上げられる花火の音やピカッと光った後に

遅れて聞こえて来るゴロゴロという不気味な雷鳴等です。

そして「花火の音を怖がる犬は多くの場合雷の音も怖がる」という傾向を持っている

事が明らかになりました。

 

因みに2015年にノルウェー生命科学大学の調査チームは5,000頭を超える犬を

対象として「騒音に対する感受性の強さが何によって左右されるか?」を検証しました。

その結果最終的に17犬種/5,257頭のデータを収集する事に成功して「以下の様な傾向が

浮かび上がって来た」とノルウェー生命科学大学の調査チームは発表しました。

 

1.騒音に対する恐怖を示した割合は全体の23%だった。

2.恐怖を示す割合は、花火>銃声の様な突発的の音>雷の音>交通量の多い道路の順だった。

3.歳を重ねるごとに騒音に対する恐怖心が強まった。

4.強い感受性を示す割合に関してメス犬の方が1.3倍高かった

5.強い感受性を示す割合に関して性別に関わらず不妊手術を受けていない犬の方が

  1.73倍高かった

6.騒音に対して最も強い恐怖心を示した犬は、「分離不安や新しい状況に対する不安が強い」為に

 ストレスのかかる状況において平常心を取り戻すまでにより長い時間が掛かった。

7.「花火や銃声の様な突発的な音や雷の音に対する感受性は相互に連動する」事が多かった

 

・保冷剤中毒

保冷剤の中身は90%以上が水です。

残りは水を吸着して膨らむ物質である高分子ポリマーと「水が凍らない様にする物質である」

不凍液等が含まれています。

不凍液の代表格はエチレングリコールとプロピレングリコールです。

前者は「犬や猫が間違って口にしてしまった」場合犬や猫は急性腎不全に陥って最悪のケースだと

死亡してしまいます。

また近年「プロピレングリコールが多く含まれる」という物が増えています。

と言っても商品によって素材の表記がバラバラです。

「不凍液はただ単に保冷材や凍結防止剤とだけ書かれている」物があります。

 

・殺虫剤中毒

夏になると「家の中に蚊が入って来る」事が多くなります。

そうなると殺虫剤を室内にまく機会が増えます。

殺虫剤は犬を実験台にして安全性試験を行った上で市場に流通しています。

しかし犬の体内に入れないに越した事はありません。

殺虫剤に多く含まれるピレスリンやピレスロイドといった脂溶性化学物質は、

皮膚より口からよく吸収されます。

小型犬の場合体重1kg当たりの摂取量が大きくなる傾向にあります。

なので大型犬より中毒に陥る危険性が大です。

死亡例はめったにありません。

しかし「抑うつやよだれ亢進や筋肉の震えや運動失調や呼吸困難や食欲不振や低体温や

発熱といった症状が犬に何の脈絡もなく見られた」場合は、その直前に殺虫剤を

使わなかったかどうかを確認してみましょう。

また家の周りにワラジムシやクモやナメクジ用の殺虫剤をまいている場合

「犬がそこに近づかない」様に飼い主は注意して下さい。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回は秋の間犬を飼う上で注意しなければならない事について書こうと思います。

 

 

業務用食材通販ナビ!のサイトをご紹介します。

四国地方の銘柄豚のいい記事になっています。

 

タグ :   

トイプードル

犬の聴力低下の原因は?聴力テスト方法は?耳の異常と病気の関係は?

読了までの目安時間:約 4分


 

 

 

前回は、犬の音源定位能力等について書きました。

今回は、犬の聴力の低下の原因等について書こうと思います。

 

犬の聴力の低下の原因は?

・加齢
人間同様「加齢に伴い内耳の中にあって音の増幅を担当する耳小骨(じしょうこつ)である

槌骨(つちこつ)・砧骨(きぬたこつ)・鐙骨(あぶみこつ)の動きが悪くなる」事で聴力が

落ちます。

 

・遺伝
ルイジアナ州立大学のジョージ・ストレイン氏の研究によると白や糟毛(かすげ・灰色の

地毛に白の差し毛)及び白黒ブチの被毛を持った犬と先天的な聴覚障害に密接な関連性が

あります。

 

白黒ブチの代表格であるダルメシアンで聞こえない割合は、次の通りです。

片耳が聞こえない 22%

両耳が聞こえない 8%

 

また白いブルテリアは、20%の確率で聴覚障害を持ちます。

 

・感染症
「外耳炎等の感染症が鼓膜を始めとする耳内部の組織や細胞を破壊する」事で聴力が低下します。

 

・化学物質
「シンナー等が鼻から吸い込まれたり皮膚に直接ついて犬の体内に取り込まれた」時に「溶剤の

成分が耳の分泌液に蓄積される」事で聴力が落ちてしまいます。

 

・音響外傷
「犬が大きな音を聞き続ける」事で「内耳の中で音の伝達に関わっている有毛細胞が損傷を受ける」

事で聴力が低下します。

 

猟犬として使われ易いゴールデンレトリバー等で「難聴が多い」理由は、「これらの犬種がハンターの

出す銃声を日常的に聞かされている」為です。

 

犬の聴力をテストする簡単な方法は?

犬の聴力をテストする簡単な方法は、犬に気づかれない様な位置から音を出す事です。

 

使用する物は音の出るおもちゃ等何でも構いません。

 

子犬に対して行う場合は、「耳道が開ききった」生後5週齢以降にして下さい。

 

「聴力が正常である」場合は、音の出た方に耳を動かしたり振り向いたりします。

 

逆に「聴力に異常がある」場合は、寝ているので無い限り何のリアクションもありません。

 

犬の耳の異常と病気の関係は?

以下は、犬の耳によくある疾患をいち早く発見する為のチェックリストです。

 

1.耳垢がたまっている
外耳炎・耳疥癬

 

2.耳が腫れている
耳血腫

 

3.耳が黒ずんで臭い
耳疥癬

 

4.音に対する反応が鈍い
中耳炎・内耳炎

 

5.耳先が変色している
凍傷・扁平上皮ガン

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

私は、犬の聴力の低下の原因等について初めて知りました。

特に音響外傷という言葉は、初めて知りました。

次回は、犬の触覚について書こうと思います。

 

タグ :                                       

トイプードル