犬の嗅覚を活かした仕事は?

今まで犬の鼻について書いて来ました。
皆さんは、犬の嗅覚を活かした仕事として
警察犬を知っていると思います。
しかし警察犬以外にも犬の嗅覚を活かした
仕事が、あるんです。
今回は、そんな犬の嗅覚を活かした仕事について
書こうと思います。
犬の嗅覚を活かした仕事は?
犬の嗅覚を活かした仕事は、次の通りです。
遺体探知犬・警察犬・警備犬・検疫探知犬・考古学犬・害獣駆除犬・
災害救助犬・シロアリ探知犬・地雷探知犬・銃器探知犬・トコジラミ探知犬・
トリュフ探知犬・DVD探知犬・ハブ探知犬・放火探知犬・爆発物探知犬・
病気探知犬・麻薬探知犬
遺体探知犬とは?
遺体探知犬は、主に人間の遺体を発見する様に訓練された犬でアメリカで活躍しています。
この犬は、天災による被災地や殺人事件の現場等で遺体を発見する際に動員されます。
またこの犬は「水から立ちのぼる匂いを追跡する事が可能である」事から溺死者や水底に
沈んだ遺体を見つけ出す際に役立っています。
警察犬とは?
警察犬は、パトロールや容疑者の監視・護送や足跡追及活動や臭気選別活動や捜索活動をします。
現在活躍している警察犬に直轄犬と嘱託犬が、います。
直轄犬は、警視庁と各県警管轄の下で訓練管理されている警察犬です。
嘱託犬は、各県警で毎年実施している嘱託犬採用試験に合格した犬です。
直轄犬と嘱託犬は1:10の割合です。
「訓練所の設備や飼育管理費や担当者である警察官の人件費等の財政上の問題がある」
からです。
なお「日本警察犬協会が警察犬に適している」と指定している犬種は以下です。
♦ジャーマン シェパード
♦ゴールデン レトリバー
♦ラブラドール レトリバー
♦ドーベルマン
♦コリー
♦エアデール テリア
♦ボクサー
また民間の嘱託警察犬の中に指定犬種以外の犬種がわずかながらいて次の通りです。
♦ミニチュアシュナウザー
♦チワワ
♦柴犬
♦トイプードル
♦ジャックラッセルテリア
自分の愛犬を嘱託犬にする為に一番スタンダードな方法は、各地にある警察犬の
訓練学校に入学させる事です。
因みに初等及び中等訓練までは警察犬として特別なことをする訳ではなくこの段階で
しっかりとした基礎を教えこんでそこをクリアしてから改めて警察犬になる為の
高等訓練へと進んでいきます。
初等訓練の内容は、おすわり等の基本的な内容です。
中等訓練の内容は、リーダーウォーク等です。
高等訓練の内容は、臭気選別(しゅうきせんべつ)等です。
これらの訓練を受けた後に試験を受けて合格した犬が、警察犬として働きます。
これらの期間は、約18ヶ月です。
警察犬になれる年齢は、2歳から10歳です。
警察犬の任期は、1年です。
皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?
私は、遺体探知犬について初めて知りました。
また私は、警察犬について漠然としか知らなかったので知れて良かったです。
次回は、犬の嗅覚を生かした仕事である警備犬等について詳しく書こうと思います。