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犬はどのように進化して来たの?

読了までの目安時間:約 5分


前回は、犬の本能や習性について本能と習性という言葉の違いを交えて書きました。

今回は、「犬がどのように進化して来たか?」について書こうと思います。

 

犬はどのように進化して来たの?

以下は、犬の進化において有力とされている説の図です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、それぞれの動物の説明です。

 

・ミアキス

ミアキス (Miacids or Miacis) は、およそ3,800万~

5,600万年前に生息していた小型捕食者で現代の

イヌ等を含む食肉目の祖先あるいは祖先に近縁な生物と

考えられていて体長約30cmで長くほっそりした胴や

長い尾や短い脚等を持っていてイタチあるいは

マダガスカルのみに生息するフォッサ等に似た姿であったと

推定されています。

彼らの後肢は前肢より長かった様です。

因みに彼らの骨盤はイヌに近かった様です。

彼らは、四肢の先端に引っ込める事の出来る鉤爪を備えた

五本の趾を持っていました。

頭骨は、身体に対する脳頭蓋の比率からいうと同時期の

肉歯類等より大きかった様です。
当時の地上は「ヒアエノドン等肉歯類が捕食者の地位を

占めていた」様です。

その為新参の彼らは樹上生活を余儀なくされていました。

生態は現在で言うとテンの様であったとされています。

彼らはおそらく同じ樹上生活者だったパラミスや

プティロドゥス等を捕食していたと考えられています。

 

・キノディクティス

キノディクティス(Cynodictis)はおよそ3,720万~

2,840万年前に生息していたとされる長いマズルと

平べったい体型をした体高約30センチメートルの小型肉食獣で

速い足を持ち穴掘りを得意とし動物の死骸から肉を切り取る為の

裂肉歯(れつにくし)を持っていた為にげっ歯類等の獲物を

すばやい足で追い詰めるだけでなく巣穴に逃げ込んだ所を

堀り返せたと考えられていて基本的に「ユーラシアの草木が

生い茂った」平原に生息していておそらく獲物を追って木に登れた

だろうと推察されています。

また彼らは、化石の研究から開けてやや乾燥した平地の川岸等に

巣穴を掘って暮らしていたと考えられています。

 

・トマークトゥス

トマークトゥス(Tomarctus)はおよそ2,300万年~1,600万年前に

生息していた肉食動物です。

彼らの大きさや外見は現在のイヌやオオカミにかなり近かったと

考えられています。

 

・タイリクオオカミ

タイリクオオカミ(Canis lupus)は別名でハイイロオオカミと

呼ばれています。

彼らの学名はCanis lupus(カニス・ループス)です。

大きさは、生息地域によって異なり体長と体高でそれぞれ

100~160センチメートルと60~90センチメートルというかなりの

幅があります。

 

・イエイヌ

イエイヌは、「現在私達が犬と呼んでいる」動物の分類上の呼び名です。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

「どのように犬の分類が変わって来たか?」について書こうと思います。

 

今日はダチョウのお肉に関する記事を見つけたのでご紹介します。

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犬と人間の味覚の違いは?

読了までの目安時間:約 4分


 

 

 

前回は、五感の中の触覚について特に

犬の痒みの感じ方等について書きました。

今回は、五感の中の味覚について書こうと思います。

 

犬と人間の味覚の違いは?

人間や犬の舌の上に味蕾細胞(みらいさいぼう)と

呼ばれる味を感じる細胞が存在しています。

その性能に大きな違いがあります。

 

人間の味を感じる味蕾の数は約1万個あります。

甘い・辛い・しょっぱい・すっぱい・苦い・うまいの

5つの味を感じる事が出来ます。

舌の上における味覚地図(どの部位でどの味を感じるか)は、

明確で舌先で甘味舌の脇で塩味や酸味舌の奥で苦味を感じる

という配置です。

 

犬の味蕾の数は約2千個で人間の1/5程度しかないと

言われています。

味覚地図は、人間ほど定かではありません。

舌のどの部位でどういう味を感じているのかは犬のみぞ知る

という状態です。

水に反応する特殊なセンサーがあると言われています。

 

上記した様に犬の味覚はよく分かっていません。

「Boudreauが1980年代に行った」実験によると犬の舌の

機能は、おおむね以下の様にまとめられます。

 

甘味
主にA群レセプターと呼ばれる受容器が糖に反応します。

またこれは、人工甘味料にも反応して特に果糖(果物に含まれる

甘味)やショ糖(砂糖に含まれる甘味)に最も強く反応します。

またD群レセプターは、特にフラノールやメチルマルトール等

「人間が果物の甘さとして感じる」物に反応します。
因みに猫は甘味を感じません。

犬は甘味を感じます。

この理由は、「猫が肉食に特化した」のに対し「犬は雑食動物として

進化して来た」為です。

つまり犬は、肉だけでなく甘い果物等をエサとして生き抜いて来た

という事を意味しています。

 

苦味
主にA群レセプターと呼ばれる受容器がキニーネ等の苦味成分に反応します。

A群レセプターは前述の通り甘味受容器でもあります。

なので甘味と苦味を同じレセプターが受け持っています。
ちなみに苦味は、人間同様舌のやや奥の方で感じると言われています。

「苦味成分が舌の奥に到達する」まで多少のタイムラグがあります。

「苦味を利用したしつけ用品を口にしてから実際に対象を吐き出すまでに若干の

間がある」理由はこれです。

 

酸味
主にB群レセプターと呼ばれる受容器が、アミノ酸(タウリン等)及び蒸留水や

無機質の酸に反応します。

 

旨味
主にC群レセプターと呼ばれる受容器が、核酸に反応します。

核酸はいわゆる肉らしい味の根源となる成分です。

 

塩味
塩分を特異的に感じる味蕾が、犬の舌で全体的に欠けています。

これは「犬が雑食でありながら肉食をメインとして進化して来た」事を示唆しています。

すなわち肉食動物は野生環境で獲物を捕らえると血液を始めとする体液ごと体内に

取り込みます。

血液に塩分が含まれています。

「肉さえ食べていれば勝手に塩分バランスが取れる」という自然の法則を体が知っています。

従って「塩味に鈍感な犬は肉食をメインとして進化して来た」という推理が成り立ちます。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回は、犬の食性について書こうと思います。

 

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