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犬の習性を活かした犬の仕事は?

読了までの目安時間:約 4分


前回まで犬の頭脳を活かした犬の仕事として盲導犬等について

いろいろ書いて来ました。

今回は、犬の習性を活かした犬の仕事について書こうと

思います。

 

犬の習性を活かした犬の仕事は?

1.牧畜犬

牧畜犬は、牧場において「家畜が散らばらない」様に監視したり家畜を外敵から家畜を

守る犬です。

家畜として羊や牛やヤギが挙げられます。
機械化の進んでいなかった時代において「家畜が寝泊りする」牧舎と草のある放牧地までの家畜の

移動は、主として牧畜犬によって行われていました。

また機械化の進んでいなかった時代において「家畜が放牧中に熊等の害獣に襲われる」

事が頻繁にありました。

こうした外敵から家畜を守る事は、「家畜が寝泊りする」牧舎と草のある

放牧地までの家畜の移動同様に牧畜犬の重要な仕事でした。

この様に牧畜犬の仕事は、自分のテリトリーや仲間を守るという犬の習性を生かした仕事と

いえます。
犬を機能別で分類した際にハーディング・グループ(Herding Group)というカテゴリーが

あります。

herdは家畜の番をするという意味です。

これは牧畜犬を指します。
現在でも牧場において牧羊犬として活躍している犬種は、ボーダー・コリーやシェルティ

(シェットランド・シープドッグ)やオーストラリアン・キャトル・ドッグや

オーストラリアン・ケルピー等です。

因みにジャーマン・シェパードは、稀にハーディンググループに分類されます。

そもそもシェパードは、羊飼い/牧羊犬という意味です。

ジャーマン・シェパードを直訳するとドイツ生まれの牧羊犬となります。

 

2.猟犬

猟犬は、狩猟者と共に行動し狩猟のサポートをする犬です。

具体的な仕事は、獲物の場所を猟師に教える事や獲物を狩り出す事や獲物を仕留める事や

獲物を回収する事等です。

因みに猟師に獲物の居場所を教えるという仕事をする猟犬は、ストップ犬と言います。

この様な猟犬の主な犬種は、セッターやスパニエルです。

また仕留めた獲物を回収して猟師の元まで持って来るという仕事をする猟犬は、

リトリーブ犬と言います。

この様な猟犬の主な犬種は、ゴールデンレトリバー等のレトリバー種です。

犬を機能別で分類した際にスポーティング・グループ(sporting Group)というカテゴリーが

あります。

sportingは、狩猟の好きなという意味です。

これは、猟犬を指します。

しかし猟犬は、稀に狩猟期間後に狩猟者によって用済みとしてそのまま山に放置されます。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回も引き続き犬の習性を活かした犬の仕事について書こうと思います。

 

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犬の聴力低下の原因は?聴力テスト方法は?耳の異常と病気の関係は?

読了までの目安時間:約 4分


 

 

 

前回は、犬の音源定位能力等について書きました。

今回は、犬の聴力の低下の原因等について書こうと思います。

 

犬の聴力の低下の原因は?

・加齢
人間同様「加齢に伴い内耳の中にあって音の増幅を担当する耳小骨(じしょうこつ)である

槌骨(つちこつ)・砧骨(きぬたこつ)・鐙骨(あぶみこつ)の動きが悪くなる」事で聴力が

落ちます。

 

・遺伝
ルイジアナ州立大学のジョージ・ストレイン氏の研究によると白や糟毛(かすげ・灰色の

地毛に白の差し毛)及び白黒ブチの被毛を持った犬と先天的な聴覚障害に密接な関連性が

あります。

 

白黒ブチの代表格であるダルメシアンで聞こえない割合は、次の通りです。

片耳が聞こえない 22%

両耳が聞こえない 8%

 

また白いブルテリアは、20%の確率で聴覚障害を持ちます。

 

・感染症
「外耳炎等の感染症が鼓膜を始めとする耳内部の組織や細胞を破壊する」事で聴力が低下します。

 

・化学物質
「シンナー等が鼻から吸い込まれたり皮膚に直接ついて犬の体内に取り込まれた」時に「溶剤の

成分が耳の分泌液に蓄積される」事で聴力が落ちてしまいます。

 

・音響外傷
「犬が大きな音を聞き続ける」事で「内耳の中で音の伝達に関わっている有毛細胞が損傷を受ける」

事で聴力が低下します。

 

猟犬として使われ易いゴールデンレトリバー等で「難聴が多い」理由は、「これらの犬種がハンターの

出す銃声を日常的に聞かされている」為です。

 

犬の聴力をテストする簡単な方法は?

犬の聴力をテストする簡単な方法は、犬に気づかれない様な位置から音を出す事です。

 

使用する物は音の出るおもちゃ等何でも構いません。

 

子犬に対して行う場合は、「耳道が開ききった」生後5週齢以降にして下さい。

 

「聴力が正常である」場合は、音の出た方に耳を動かしたり振り向いたりします。

 

逆に「聴力に異常がある」場合は、寝ているので無い限り何のリアクションもありません。

 

犬の耳の異常と病気の関係は?

以下は、犬の耳によくある疾患をいち早く発見する為のチェックリストです。

 

1.耳垢がたまっている
外耳炎・耳疥癬

 

2.耳が腫れている
耳血腫

 

3.耳が黒ずんで臭い
耳疥癬

 

4.音に対する反応が鈍い
中耳炎・内耳炎

 

5.耳先が変色している
凍傷・扁平上皮ガン

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

私は、犬の聴力の低下の原因等について初めて知りました。

特に音響外傷という言葉は、初めて知りました。

次回は、犬の触覚について書こうと思います。

 

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