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犬はどのように進化して来たの?

読了までの目安時間:約 5分


前回は、犬の本能や習性について本能と習性という言葉の違いを交えて書きました。

今回は、「犬がどのように進化して来たか?」について書こうと思います。

 

犬はどのように進化して来たの?

以下は、犬の進化において有力とされている説の図です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、それぞれの動物の説明です。

 

・ミアキス

ミアキス (Miacids or Miacis) は、およそ3,800万~

5,600万年前に生息していた小型捕食者で現代の

イヌ等を含む食肉目の祖先あるいは祖先に近縁な生物と

考えられていて体長約30cmで長くほっそりした胴や

長い尾や短い脚等を持っていてイタチあるいは

マダガスカルのみに生息するフォッサ等に似た姿であったと

推定されています。

彼らの後肢は前肢より長かった様です。

因みに彼らの骨盤はイヌに近かった様です。

彼らは、四肢の先端に引っ込める事の出来る鉤爪を備えた

五本の趾を持っていました。

頭骨は、身体に対する脳頭蓋の比率からいうと同時期の

肉歯類等より大きかった様です。
当時の地上は「ヒアエノドン等肉歯類が捕食者の地位を

占めていた」様です。

その為新参の彼らは樹上生活を余儀なくされていました。

生態は現在で言うとテンの様であったとされています。

彼らはおそらく同じ樹上生活者だったパラミスや

プティロドゥス等を捕食していたと考えられています。

 

・キノディクティス

キノディクティス(Cynodictis)はおよそ3,720万~

2,840万年前に生息していたとされる長いマズルと

平べったい体型をした体高約30センチメートルの小型肉食獣で

速い足を持ち穴掘りを得意とし動物の死骸から肉を切り取る為の

裂肉歯(れつにくし)を持っていた為にげっ歯類等の獲物を

すばやい足で追い詰めるだけでなく巣穴に逃げ込んだ所を

堀り返せたと考えられていて基本的に「ユーラシアの草木が

生い茂った」平原に生息していておそらく獲物を追って木に登れた

だろうと推察されています。

また彼らは、化石の研究から開けてやや乾燥した平地の川岸等に

巣穴を掘って暮らしていたと考えられています。

 

・トマークトゥス

トマークトゥス(Tomarctus)はおよそ2,300万年~1,600万年前に

生息していた肉食動物です。

彼らの大きさや外見は現在のイヌやオオカミにかなり近かったと

考えられています。

 

・タイリクオオカミ

タイリクオオカミ(Canis lupus)は別名でハイイロオオカミと

呼ばれています。

彼らの学名はCanis lupus(カニス・ループス)です。

大きさは、生息地域によって異なり体長と体高でそれぞれ

100~160センチメートルと60~90センチメートルというかなりの

幅があります。

 

・イエイヌ

イエイヌは、「現在私達が犬と呼んでいる」動物の分類上の呼び名です。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

「どのように犬の分類が変わって来たか?」について書こうと思います。

 

今日はダチョウのお肉に関する記事を見つけたのでご紹介します。

業務用通販食材ナビ!

 

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トイプードル

犬の態度や仕草等に表れる犬の感情は?カーミングシグナルとは?

読了までの目安時間:約 6分


 

 

 

前回は、犬の気持ちを姿勢から読み取る際の基礎知識について

書きました。

今回は、犬の態度や仕草等に表れる犬の感情等について

書こうと思います。

 

犬の態度や仕草等に表れる犬の感情は?

皆さんは、犬の気持ちをどう読み取れば良いか知っていますか?

今回は、その方法について黒で犬の行動を書いて赤で犬の

気持ちを書きました。

 

・おじぎ

相手の犬に対して遊ぼうよ/良いよ

 

・小首をかしげる

何の音だ?

 

・相手の肩に前足を乗せる

僕の方が強いんだぞ!

 

・うつろな目をしてどこかを見つめている

退屈だなあ。

 

・相手の口をなめる

好きだよ/ずっと一緒にいてね

 

・相手の体に前足で軽くタッチする

ねえかまって!

 

・腹見せ

 

この行動の意味は、2種類に分類出来ます。

 

・非社会的腹見せ

他の犬や人に対するメッセージを

含んでいない腹見せで背中がかゆい等を意味します。

 

・社会的腹見せ

他の犬や人に対する何らかのメッセージを

含んでいて服従と遊びとおねだりの3つに分類出来ます。

 

遊びにおける腹見せは、更に3つに分類出来ます。

 

・防御的腹見せ

相手の攻撃をかわす為に取る防御姿勢です。

 

・攻撃的腹見せ

噛み付く直前に取る攻撃態勢です。

 

・誘発的腹見せ

もっと遊ぼうよ!と相手を誘う時に見せる行動です。

 

・歯をむき出す

来たら噛み付くぞ!

 

・破壊行動をする

こんな生活はもう嫌だ!

 

・取っ組み合い

僕が強いぞ。

 

・お尻の匂いを嗅ぐ

君の事を教えて!

 

・へっぴり腰

怖いよ

 

カーミングシグナルとは?

カーミングシグナルは、「犬がストレスを感じた」時や

「犬が相手の犬をなだめようとする」時に出す様々な行動で

犬同士の交流を円滑にすると言われています。

 

これは、ノルウェー人ドッグトレーナーであるトゥーリド・

ルーゴス(Turid Rugaas)が2006年に紹介しました。

 

しかし「犬同士が交流する」場面において「本当にカーミングシグナルが

機能しているのかどうか」に関して科学的な検証は十分にされず飼い主や

ドックトレーナーからの逸話に頼っていました。

 

そこでイタリアとスペインの共同調査チームは、顔見知りの犬同士と

見知らぬ犬同士が交流する場面を設定して「カーミングシグナルが

どの様な役割を果たしているか」を統計的に検証しました。

 

観察対象となった犬は平均年齢4.3歳(1.5~8歳)でバラバラの犬種の

オス犬12頭(6頭去勢済)とメス犬12頭(8頭避妊済)からなる合計

24頭の犬でした。

 

研究チームは、犬達を体高40cm未満の小型犬(7頭)と体高40cm以上の

中大型犬(17頭)に分けて「体の大きさが釣り合う」様にマッチングして

5m四方のエリア内におけるノーリードの交流を5分間録画観察しました。

 

調査チームは8パターンにおける犬の交流を観察して「犬同士の

親密性がカーミングシグナルにどう影響するか」を検証しました。

 

調査の結果合計2,130回のカーミングシグナルが観察されました。

 

それにより親密性とカーミングシグナルに関して以下の様な特徴が確認されました。

 

・顔見知りの犬より見知らぬ犬に対してカーミングシグナルが多く見られた。
・そっぽを向いたり鼻を舐めたりフリーズしたり体を縮ませたり前足を上げたりという

 カーミングシグナルは見知らぬ犬同士で多く観察されました。
・相手の口を舐めるというカーミングシグナルは顔見知りの犬同士で多く観察された。

 

また研究チームは、犬同士の交流の仕方を「送り手の体長の1.5倍以上離れた場所に

受け手が止まりアイコンタクトを取らない」状態という交流なしと「送り手の体長の

1.5倍以上離れた場所に受け手がいてアイコンタクト等何らかの交流をする」状態という

遠い交流と「送り手の体長の1.5倍以内の場所に受け手がいる」状態という近い交流の

3つに分類しました。

 

犬同士の距離とカーミングシグナルに関して以下の様な特徴が浮かび上がりました。

 

・交流なしにおけるカーミングシグナルの出現率は、9%でした。

・遠い交流におけるカーミングシグナルの出現率は、25.1%でした。

・近い交流におけるカーミングシグナルの出現率は、65.9%でした。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回も引き続きカーミングシグナルについて書こうと思います。

 

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トイプードル

犬の気持ちを姿勢で読み取る際の基礎知識は?

読了までの目安時間:約 5分


 

 

 

前回は、犬の気持ちを耳等で読み取る際の基礎知識について

書きました。

今回は、犬の気持ちを姿勢で読み取る際の基礎知識について

書こうと思います。

 

犬の気持ちを読み取る際の基礎知識は?

皆さんは、犬の気持ちをどう読み取れば良いか知っていますか?

今回は、その方法について黒で犬の行動を書いて赤で犬の

気持ちを書きました。

犬の気持ちを姿勢で読み取る方法

・四肢を緊張させて直立する

ここは私のテリトリーだ!

 

・足を緊張させてやや体を前に乗り出す

君偉そうにしてるけどボスは僕だ!

 

・腰を引き重心を後ろに掛ける

なんだか怖いなぁ

 

・うなじの毛を逆立てる

怒ったぞ!/やるのか!

 

・背中からしっぽにかけての毛を逆立たせる

挑戦に応じよう!/やったろうじゃないか!

 

・体を低くして縮こまり相手を見上げる

逆らう気はありません

 

・相手の鼻面を鼻先で軽くつつく

今後ともお見知りおき下さい

 

・相手の前で座り込み臭いを好きにかがせる

あなたに危害は加えません

 

・寝転んで相手の視線を避ける

降参です/攻撃しないで下さい

 

・肩をぶつけたり寄りかかったりする

どけ!

 

・相手に脇腹を向ける

仲良くしましょう

 

練習問題

 

Q1

3頭の犬がいます。

その内の1頭が残りの2頭に吠えています。

その2頭の内1頭は、耳を後ろに引いて口を

真一文字に結んでしっぽをやや引き気味に

後ろ足の間に力なく垂らしています。

この時のこの犬の気持ちは?

 

A

吠えている犬に対してすみませんと思っている。

 

Q2

2頭の犬が遊んでいました。

1頭の犬がもう1頭の上に跨りました。

この時跨っている犬は耳を直立させて口を

真一文字に閉じしっぽを高々と上げながら

自分の体に向かせて重心をやや前傾させています。

一方でこの時下敷きになっている犬は耳を引いて

相手の直視を避けてしっぽを巻いています。

この時の下敷きになっている犬の気持ちは?

 

跨っている犬に対してごめんなさいと思っている。

 

Q3

初対面の犬同士が挨拶をドッグランで交わしています。

1頭の犬は、しっぽを上げてずっしりと構えています。

もう1頭の犬は、重心をやや後ろに掛けて及び腰でしっぽを

水平方向にピンと張って口を閉じています。

この時のこの犬の気持ちは?

 

A

向かい合っている犬に対してこわいと思っている。

 

Q4

2頭の犬がフェンスを挟んで向かい合っています。

フェンスの向こう側にいる犬は、耳をV字に開き

首筋の毛を逆立たせてしっぽを垂らし体重をやや

後ろに掛けて前足をポインターの様に上げています。

この時のこの犬の気持ちは?

 

A

相手の犬に対してやあ。君は誰だい?と思っている。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回は、犬の態度や仕草等に表れる犬の感情について書こうと思います。

 

ニキビケアでお困りの方にオススメの記事をご紹介します。

暮らしの歳時記

 

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トイプードル

犬の気持ちを耳や目やしっぽで読み取る際の基礎知識は?

読了までの目安時間:約 5分


 

 

前回は、犬の気持ちを読み取る際の基礎知識として

犬の声や口から分かる犬の気持ちについて書きました。

今回は、犬の気持ちを読み取る際の基礎知識として

犬の耳等から分かる犬の気持ちについて書こうと思います。

 

犬の気持ちを読み取る際の基礎知識は?

皆さんは、犬の気持ちをどう読み取れば良いか知っていますか?

今回は、その方法について黒で犬の行動を書いて赤で犬の

気持ちを書きました。

 

犬の耳で犬の気持ちを読み取る方法

 

以下ではジャーマンシェパード等立ち耳の犬をモデルとした

犬の気持ちを読み取る方法をご紹介します。

 

・耳をピンと直立させる/耳をやや前方に傾ける
あれは何だ?

 

・頭に付く様に両耳をピッタリと後ろに寝かせる
怖いなぁ/争う気はありません

 

・両耳を左右に広げつつ後方に引く
気に入らない/さあどうしよう

 

・耳を前に突き出したり後ろに引いたりする
今考えています

 

犬の目で犬の気持ちを読み取る方法

 

・瞳孔が開いている

なんか面白そうだな

 

・瞳孔が狭まっている

つまらないなぁ

 

・まっすぐ相手を見つめる
何か文句あるの?/俺の方が強いんだでしゃばるな!

 

・視線をそらす
面倒は起こしたくありません/敵意はありません

 

・まばたきする
退屈だなぁ/あなたと争う気はありません

 

犬のしっぽで犬の気持ちを読み取る方法

 

以下ではゴールデンレトリバー等長くて垂れたしっぽの犬をモデルとした

犬の気持ちを読み取る方法をご紹介します。

 

・しっぽが水平に突き出されているけれど緊張していない

何か面白い事が起こりそうだ!

 

・しっぽが緊張と共に水平に突き出されている

どっちがボスかはっきりさせようじゃないか!

 

・しっぽが緊張して斜め上を向いている

ボスは自分だ!

 

・上がったしっぽがやや背中側に曲がっている

ボスの座は譲らないぞ!

 

・しっぽが高く上がり時に蛇行している

うせないと痛い目に遭うぞ!

 

・しっぽがまっすぐ伸びた後足の近くまで垂れてゆっくり揺れている

気分が良くないな/ちょっと調子が悪いな

 

・やや腰を落とした後足の間にしっぽが垂れている

なんだか不安だな

 

・しっぽが後足の間に巻き込まれている

怖い!/降参です!

 

・すばやくしっぽを振る
ウキウキ!/ワクワク!

 

・狭い幅でほんの少ししっぽを振る
こんにちは

 

・しっぽを大きく振る
あなたに逆らいません/仲良くしましょう

 

・腰もろともしっぽを大きく左右に振る
私はここです/私を大事にしてください

 

・腰を落として床を掃く様にしっぽを大きく振る
何なりとお申し付け下さい

 

・しっぽを水平近くでゆっくりと振る
良く分かりません/少し不安です

 

・斜め下に垂れたしっぽが緩やかに左右に揺れている
万事順調です/問題ないです

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回も引き続き犬の気持ちを読み取る際の基礎知識について書こうと思います。

 

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トイプードル

犬の気持ちを声や口で読み取る際の基礎知識は?

読了までの目安時間:約 6分


 

 

 

前回は、犬の被毛に関連して「犬アレルギーを起こしにくい

犬種が本当にあるのか?」等について書きました。

今回は、犬の気持ちを読み取る際の基礎知識について書こうと

思います。

 

犬の気持ちを読み取る際の基礎知識は?

皆さんは、犬の気持ちをどう読み取れば良いか知っていますか?

今回は、その方法について黒で犬の行動を書いて赤で犬の

気持ちを書きました。

 

声で犬の気持ちを読み取る方法

 

・連続して3~4回中程度の音程で吠えながら間に休みをおく

念の為に警戒した方が良さそうだ

 

・立て続けに何度も中程度の音程で吠え続ける

外敵がいるから用心しろ!

 

・低い音程でゆっくりと吠え続ける
外敵はすぐ傍にいるから身構えろ!

 

・高い声を長く伸ばして間に長めの休みを置いてまた吠える
独りぼっちで寂しいから仲間が欲しいな

 

・やや高めの声で1~2回短く強い調子で吠える
やあようこそ!こんにちわ!

 

・やや低めの声で1回だけ短く強い調子で吠える
やめて!私に構わないで!

 

・やや高めの声で1回だけ短く強い調子で吠える
何だこりゃ?!えっ!?

 

・やや高めの声で複数回短く柔らかく吠える
これを見て!

 

・中程度の音程で短く柔らかく吠える
すごい!いいぞ!

 

・中程度の音程でこもる様に吠える
遊ぼう!

 

・中程度の音程からしり上がりに声が高くなる
面白い!

 

・胸から出ている様な弱く低いうなり声
敵に対してあっちへ行け!/味方に対して気を付けろ!

 

・口先から発せられるやや低めの小さな唸り声
あっちへ行け!離れろ!

 

・低いうなり声に吠え声が続く
頭に来たけど助けが欲しいなあ~。

 

・やや高めのうなり声に吠え声が続く
自分の身は自分で守るぞ!

 

・高くなったり低くなったりするうなり声
戦うかもしれないし逃げるかもしれない。

 

・やや高めの声で歯を見せずに出すうなり声
面白いなあ!楽しいなあ!

 

・太くて長いうなり声
獲物を見つけたからみんな集まれ!

 

・尾を引く様なシンプルな遠吠え
ここは私の縄張りだ/君の声が聞こえたよ

 

・高い声で吠えた後の遠吠え
独りぼっちで寂しい!

 

・2~3回中程度の音程で吠えた後の遠吠え
独りぼっちで寂しいから誰か遊んで!

 

・キュンキュンという高い声
欲しい!

 

・クーンと長く伸ばす鼻声
欲しい/敵意はありません

 

・弱々しい鼻声
痛いよう!/怖いよう!

 

・ヨーデルの様な低めの声
うれしい!わくわくする!

 

・非常に短い高音の吠え声
痛い!

 

・連続する高い鳴き声
痛いし怖いよ!

 

・キャイーンという高い悲鳴
痛い!/大変だ!

 

・うっとりした表情でため息
満足だよ

 

・目を大きく見開いてため息
がっかりだなあ

 

口で犬の気持ちを読み取る方法

 

・口が緩んで軽く開いている/舌がわずかにのぞいたり下の歯より少し外に垂れている

幸せでのんびりした気分だ/何の心配もないよ

 

・口を閉じ舌や歯を出していない

面白そうだな/あれは何だろう?

 

・口は閉じ気味のまま唇をめくり挙げて歯の一部をのぞかせている

何かムカつくなぁ/目障りだ!

 

・唇をめくれ上がらせて歯茎と犬歯を見せて鼻の上にシワを寄せている

あっちに行け!/痛い目に遭うぞ!

 

・唇をめくれ上がらせて犬歯以外の全ての歯及び前歯の上の歯茎まで見せて鼻の上に

はっきりとシワを寄せている

消えうせろ!

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回も引き続き犬の気持ちを読み取る際の基礎知識について書こうと思います。

 

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トイプードル

犬の爪はどの様に伸びるの?犬の肉球の構造は?

読了までの目安時間:約 5分


前回は、犬の足を英語でどの様に言うか等について書きました。

今回は、犬の爪や肉球について書こうと思います。

 

犬の爪はどの様に伸びるの?

犬の爪は、カーブを描く様に丸まりながら伸びていきます。

しかし犬の爪は、猫の爪の様に「爪の先端がとがっていない」ので

「犬は木に登る」事を出来ません。
犬の爪に人間と同じ様に赤い部分と白っぽい部分があります。

人間の指と同様赤い部分に神経と血管が通っています。

この部分はクイックと言います。

犬の爪を切る時は赤い部分まで切り込まない様に注意してください。

もしそこまで切ってしまった場合人間で言う深爪の状態になり「神経が密な部位である」

という事で犬は、非常に痛がります。

また爪の硬さは、色の濃さに比例します。

なので白い爪より黒い爪の方が硬いです。

 

犬の肉球はどうなってるの?

犬の肉球は、「皮膚の角質層(かくしつそう)が厚くなった」物です。

なのでこれは人間で言うと手のまめや硬くなったかかとに相当します。

 

中国・吉林省長春市にある吉林大学のチームが、犬の肉球について調査を行いました。

これは、警察犬訓練基地で事故死した2頭のジャーマンシェパードを献体として趾行性動物

(しこうせいどうぶつ)の特徴である肉球の構造を電子顕微鏡を用いて行われました。

その結果以下の様な事実が明らかになりました。

調査対象となった場所は、肉球の中で最も広い面積を誇る掌球(しょうきゅう metacarpal

pad)と呼ばれる部分で断面にすると外側から順に角質層→表皮層→真皮層→皮下組織層という

構造になっています。

 

各層に関する説明は、次の通りです。

 

・角質層
この層は、地面と直接接触する為に硬い細胞で覆われていてスパイク状になっています。

摩擦係数はおよそ0.6です。

 

・表皮層
この層は、角質層の形状に合わせる様に「真皮乳頭(DP)と層状表皮組織(SE)がスパイク状に

隆起している」事で成り立っています。

地面に近い底部は、猫やヒョウと同じハニカム構造(正六角形を始めとする立体図形を隙間なく

並べた構造)を形成しています。

この構造は、強度を保ちつつ重量を最小限に抑えられるという特徴を持っています。

 

・真皮層
この層は、地面から遠ざかるに連れて弾力性に富むエラスチン線維で形成されています。

 

・皮下組織層
この層は、象の足や人間の踵と同じ様に結合線維の膜による区切られた脂肪組織で

形成されています。

またこの層は、流体静力学的に衝撃を吸収します。

 

またこの大学は、ハニカム構造に一定の圧を掛けて歩行時における肉球の状態を

シミュレーションしました。

 

結果として非ハニカム構造に比べて床反力(GRF)が最大で35%(1.3N→0.85N)低下

しました。

 

また表皮層にかかるミーゼス応力(物体の内部に生じる6つの応力を1つの数値に

代表させた物)が1000分の一にまで低下しました。

 

そして「強い力が掛かれば掛かる程クッション性能が高まる」という特徴がこの実験で

見出されました。

 

更に「固い層状表皮(外壁部分)に対する圧は高まる」のに対して

「柔らかい真皮乳頭(壁内部)に対する圧は逆に低くなる」という現象が確認されました。

 

こうしたデータから研究チームは、「犬の肉球は全ての層で協力し合って歩行時のショックを

吸収して関節等に対する負担を軽減している」という事実を突き止めました。

 

今回得られた知見は、動物の歩行を模した動きをするロボット等に応用できるのではないかと

期待されています。

 

皆さんは、この記事の内容について知っていましたか?

次回は、肉球の役割等について書こうと思います。

 

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トイプードル

犬の足って?犬の足についての豆知識

読了までの目安時間:約 4分


 

 

 

前回は、犬のしっぽの種類や犬のしっぽが表す感情について

書きました。

今回は、犬の足について書こうと思います。

 

犬の足と人間の足の違いは?

犬の足と人間の足の違いは、「クッションの役割を果たす肉球(にくきゅう pad)と

スパイクの役割を果たす鉤爪(かぎつめ claw)があるか」という点です。

パンダやシロクマやライオン等四足歩行する肉食動物の多くは

犬と同様の構造を有しています。

 

犬の足や人間の足を日本語や英語で言う場合で違うの?

因みに犬を始めとする動物の足を表現する時日本語では、人間に対しても

動物に対しても足という単語を用います。

しかし英語では、動物の足を表現する際に paw を使い人間の足を表現する際に

foot や leg を使います。

英語の paw は、肉球と鉤爪を有する四足動物の手足という意味です。

この定義づけに従って犬の足は、英語で paw と言います

 

犬の足の種類は?

犬の足の構造は、犬種に関わらず共通です。

しかし犬の足は、足の形によって3種類に分類されます。

 

・猫足(cat feet)
これは、「指の骨の内で最も先端に位置する骨が小さい」足であたかも猫の足の様な

印象を与えます。

秋田犬等でこの足が多く見られます。

 

・うさぎ足(hare feet)
これは、「親指を除いた四本指の内真ん中の二本(人間では中指と薬指に相当する)が

他の指よりも長い」足を指します。

サモエド等でこの足が見られます。

 

・水かき足(webbed feet)
これは、「指と指の間に水かきの様な皮膜がある」足を指します。

ニューファンドランド等水中作業を好む犬種でこの足が見られます。

 

犬は足でどの様に体を支えているの?

犬は、普通に立った状態だと指だけで体重を支えます。

つまり人間の手で言うと犬は、ぴったりと手の平を地面につけるのではなく指の付け根で

手を折り返して体重を支えます。

 

犬の前足に浮いた感じで付いてる指は第一指なの?

地面から浮いた感じ付いている指は、第一指(母指・拇指)です。

しかしこの指は、歩行に全く役に立っていません。

 

手根球とは?

第一指から更に上についている突起は、手根球(しゅこんきゅう)と言います。

これは、手根骨(しゅこんこつ)を何かにぶつけて折れる事を防ぐクッションの役割を

果たしています。

 

犬の歩行様式は何て言うの?

人間の歩行様式は、足の裏をべったりと付けて歩くので蹠行性(せきこうせい)と言います。
犬や猫の歩行様式は、指先を付けて歩くので指行性(しこうせい)と言います。

因みに馬等の歩行様式はひづめを持っているので蹄行性(ていこうせい)と言います。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回は、犬の肉球や爪について書こうと思います。

 

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トイプードル

犬のしっぽの種類は?犬のしっぽが表す犬の感情は?

読了までの目安時間:約 5分


 

 

 

前回は、犬のしっぽの構造や犬のしっぽの病気である

リンバーテイルについて書きました。

今回は、犬のしっぽの種類や犬のしっぽが表す犬の

感情について書こうと思います。

 

犬のしっぽの種類は?

犬のしっぽの種類は、以下の通りです。

 

・垂れ尾

これは、お尻の下にだらんと垂れ下がったしっぽです。

代表的な犬種は、シェットランド・シープドッグです。

 

・スクリューテイル

これは、ちょうどコルク抜きの様にクルクルとらせん状に巻いたしっぽです。

代表的な犬種は、パグです。

 

・飾り尾

これは、「ふさふさの毛がしっぽ全体を覆った」状態のしっぽです。

代表的な犬種は、ゴールデンレトリバーです。

 

・ボブテイル

これは、「しっぽが全くない」か「しっぽがごく短い」状態のしっぽです。

代表的な犬種は、オーストラリアンシェパードです。

 

・立ち尾

これは、「しっぽがお尻の上に垂直に立った」状態のしっぽです。

代表的な犬種は、ビーグルです。

 

・鎌尾

これは、緩やかな曲線を描き丁度鎌の刃の様な形をしたしっぽです。

代表的な犬種は、チワワです。

 

・リス尾

これは、丁度リスのしっぽの様にフサフサな毛で覆われ体の上に

巻き上がった状態のしっぽです。

代表的な犬種は、パピヨンです。

 

・巻き尾

これは、「しっぽが体の上にくるんと巻き上がった」状態のしっぽです。

代表的な犬種は、柴犬です。

 

犬のしっぽが表す犬の感情は?

しっぽの動きと犬の気持ちの関連性は、一般的に以下の様にまとめられます。

 

・しっぽを左右に小刻みに振る~喜び・興奮

 

・しっぽを左右にゆっくりと振る~不安・好奇心

 

・しっぽを後足の間に巻き込む~恐怖・服従

 

・しっぽをピンと直立させる~自信・誇示

 

・しっぽをだらりと下に垂らす~無関心

 

・しっぽを水平に維持する~未知の状況への不安

 

更に「しっぽを右に振っている時と左に振っている時で犬が別々の感情を

抱いている」という可能性が示されています。

 

イタリア・バリ大学獣医学部の研究チームがこの調査を行いました。

 

この実験で去勢手術を受けていないオス犬15頭と避妊手術を受けていない

メス犬15頭からなる30頭が対象となりました。

 

この対象犬によってさまざまな視覚刺激と犬のしっぽ振りの関係が

観察されました。

 

用いられた刺激は、飼い主と見知らぬ人と猫と支配的な見知らぬ犬の4つです。

 

その結果は次の通りでした。

 

「犬が大好きな飼い主を見た」時等「犬がポジティブな感情を抱いている」時に

「左脳が活性化した」のでしっぽが右振りになりました。

 

逆に「犬が支配的な犬を見た」時等「犬がネガティブな感情を抱いている」時に

「右脳が活性化した」のでしっぽが左振りになりました。

 

これは、感情価モデルという現象です。

 

皆さんはこの記事の内容を知っていましたか?

次回は、犬の足について書こうと思います。

 

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トイプードル

犬のしっぽの構造は?リンバーテイルとは?

読了までの目安時間:約 4分


 

 

 

今まで犬の骨格や神経や筋肉について書いて来ました。

今回は、犬のしっぽについて書こうと思います。

 

犬のしっぽの構造は?

犬の尻尾は、以下の筋肉から成り立っています。

 

内背側仙尾筋(ないはいそくせんびきん)

この筋肉は、しっぽの上部の左右にあります。
「この筋肉が左右同時に収縮する」事でしっぽが上に上がります。

「右のみもしくは左のみこの筋肉が収縮する」事でしっぽが斜め

上方に持ち上がります。

 

外背側仙尾筋(がいはいそくせんびきん)
この筋肉は、内背側仙尾筋の下にあり内背側仙尾筋と尾横突間筋の

補助的な役割を果たします。

 

尾横突間筋(びおうとつかんきん)
この筋肉は、外背側仙尾筋の下にあり尾椎一つ一つに付着する非常に

小さな筋肉で主としてしっぽを横に曲げます。

部分的に収縮させる事でしっぽの細かいくねり動作を生み出す事が出来ます。

 

直腸尾筋(ちょくちょうびきん)
この筋肉は、内腹側仙尾筋の間にあり左右同時に収縮してしっぽを下に引き込みます。

けんかに負けた犬のしっぽを巻き込む動作にこの筋肉が作用しています。

 

外腹側仙尾筋(がいふくそくせんびきん)
この筋肉は、尾横突間筋の下にあり左右同時に収縮してしっぽを下に下げます。

「右のみもしくは左のみこの筋肉が収縮する」事でしっぽが斜め下方に下がります。

 

内腹側仙尾筋(ないふくそくせんびきん)
内腹側仙尾筋は、外腹側仙尾筋の隣にあり外腹側仙尾筋と直腸尾筋の補助的な役割を

果たします。

 

リンバーテイルとは?

「犬が冷たい水の中で泳いだ」後等に「突然犬のしっぽがだらりと垂れたまま動かなくなる」

事がまれにあります。

これは、リンバーテイル(limber tail)という病気です。

この病気の発症メカニズムは、良く分かっていません。

「リンバーテイル(直訳 だらりとしたしっぽ)が注目された」きっかけは、1997年に

刊行された医学情報誌 Veterinary Recordです。

この時に「冷たい水の中で泳いだ後等に突如として犬の尾が動かなくなる」事からこの病気に

フローズンテイル(frozen tail)という仮名が与えられました。
その後1999年にイングリッシュポインターを対象とした調査により

「クレアチニンキナーゼレベルが上昇している」という事実が明らかになりました。

これにより尾骨筋に対するダメージに起因する筋炎の一種ではないかとの仮説が提唱されました。

また2005年から2007年のハンティングシーズンにイギリス国内に暮らす1,300頭の作業犬を

対象に調査を行った時にラブラドールレトリバー613頭の内3頭とフラットコーテッドレトリバー

66頭の内1頭が患犬と認められました。

これにより累積有病率は0.49%と推計されました。

 

皆さんはこの記事の内容を知っていましたか?

次回は、犬のしっぽの種類等について書こうと思います。

 

ダイエットに効果的なオメガ油の特性についての記事をご紹介します。

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犬の筋肉と人間や猫との筋肉の違いは?それぞれの特徴は?

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前回は、犬の神経や内臓について書きました。

今回は、犬の筋肉について書こうと思います。

 

犬の筋肉と人間の筋肉の違いは?

犬の筋肉と人間の筋肉は非常に良く似ています。

なので呼び名に多少違いがあるくらいです。

しかし「人間は直立二足歩行に順応している」のに対して

「犬は四足歩行(しそくほこう)に順応している」という

ちょっとした違いがあります。

具体的な違いは、次の通りです。

「直立して両腕が自由になった」人間の腕を上に持ち上げる僧帽筋

(そうぼうきん)や三角筋(さんかくきん)及び指先を細かく動かす為の

前腕屈筋群(ぜんわんくっきんぐん)や伸筋群(しんきんぐん)が発達しています。

犬の前足を踏ん張って上体を支える為の胸筋(きょうきん)群や走る際の推進力を

生み出す広背筋(こうはいきん)や臀筋(でんきん)群等が発達しています。

 

猫の筋肉と犬の筋肉の違いは?

猫は一瞬のスピードで獲物をつかまえるチーター型の筋肉を持っています。
しかし犬は群れで獲物を長時間追いかけ疲れさせてからしとめるというオオカミ型の

筋肉を持っています。

 

つまり猫の筋肉は瞬発力を発揮しやすい白筋(はっきん-fast fiber)で構成されています。

一方で犬の筋肉は持久力に適した赤筋(せっきん-slow fiber)で構成されています。

「シベリアンハスキーが、そりを引っ張りながら信じられないくらいの長距離を走る」事は、

「犬の筋肉がそもそも持久走向きに進化している」事を証明しています。

 

筋肉を区分する方法は?それぞれの筋肉の特徴は?

筋肉の区分する時に「力は弱いけれど疲れにくい」という特性を持ったTypeIと「力は強いけれど

疲れやすい」という特性を持ったTypeIIxと前二者の中間であるTypeIIaに分類するという方法が

あります。

 

それぞれの特性をより具体的に示した表は以下です。

 

特性\Type TypeI TypeIIx TypeIIa
収縮速度 遅い 速い 速い
収縮力 小さい 強い 中間
持久力 疲れにくい 疲れ易い 疲れにくい
白っぽい
ミトコンドリアの量 多い 少ない 多い

 

さらに以下は、チーター、猫、犬の体に分布している32個の筋肉を調べそれぞれの筋肉に含まれる

TypeIとTypeIIaとTypeIIxの割合を数値化した物です。

 

チーターの筋組成
TypeI=28.3%/TypeIIa=26.7%/TypeIIx=45.0%
猫の筋組成
TypeI=21.3%/TypeIIa=21.5%/TypeIIx=57.2%
犬の筋組成
TypeI=32.0%/TypeIIa=47.7%/TypeIIx=20.3%

 

疲れやすいとされるTypeIIxの割合が、チーターで45.0%猫で57.2%と半分近くに達して

います。

それに対して犬ではわずか20.3%にとどまっています。

逆に疲れにくいとされるTypeI及びTypeIIaの割合が、チーターで55%猫で42.8%です。

それに対して犬は79.7%と非常に高い数値を示しています。

こうした事実は、「チーターや猫が瞬発力を生かしたスプリンターである」事に対して

「犬は持久力を生かしたマラソンランナーである」事を正に物語っています。

つまりチーターや猫は、数十秒だけ続くスピードを生かして獲物を捕らえます。

それに対して犬は数十分かけて獲物を追いかけて「獲物が疲れてスピードを落とした」所を捕らえます。

この狩猟方法の違いは、生まれつき持っている筋肉の組成で生み出されています。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回は、犬のしっぽについて書こうと思います。

 

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