yuki

冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?その2

読了までの目安時間:約 5分


 

 

 

前回は、冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事について書きました。

今回も引き続きこの事について書こうと思います。

 

冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?

・火傷や熱中症

寒さをしのごうとして押し入れから取り出したコタツ等の暖房器具により逆に火傷や熱中症に

かかる事があります。
「寒さがそれほど厳しくない」関東地方より南の地域は、エアコンを暖房に切り替える事で

冬を乗り越えられます。

しかし「寒さが厳しい」東北地方や北海道に暮らしている場合や関東以南で「エアコンの風が

行き渡らない」くらい広い部屋に暮らしている場合は、冬を乗り切る為にコタツ等の暖房

器具に頼らなければなりません。

 

・ヒートショック

ヒートショックは暖かい場所から急に寒い場所に移動したり逆に寒い場所から急に暖かい場所に
移動した時に生じる体のパニック状態のことです。
人間や犬を始めとする恒温動物の体温は、脳内にある体温調整中枢と自律神経系等によって
コントロールされています。
しかし「あまりに温度差が激しい」場所を行き来すると体温を自動調整する自律神経系が
パニック状態に陥ります。
それにより全身の血圧や心拍数に異常が生じてしまいます。
これがヒートショックです。
 

・ノロウイルス

「気候が温暖である」北半球で冬にノロウイルスが猛威を振るいます。
1997年から2011年の間にノロウイルスに関して公開された論文(38の症例報告+
29の集団発生事例)を分析した所「人間における症例の52.7%と集団発生事例の41.2%が
冬の間に起こっている」事が判明しました。
また期間を涼しい時期に広げた所症例の78.9%と集団発生事例の71.0%が含まれました。
日本においてこの病気は11月くらいから増え始めて12月~1月にピークを迎えるという風に
確認されています。
冬におけるノロウイルスの猛威は犬にとって無関係じゃありません。
一昔前まで犬はノロウイルスに感染しないと考えられてきました。
しかし近年行われた調査により「これが真実でない」事が明らかになりました。
この事実を発見した団体は複数の大学から構成されるイギリスの研究チームです。
このチームは、325頭の犬から採取した血液サンプルを解析してその内43頭から
ノロウイルスに対する抗体(感染した証拠)を発見しました。
更に、このチームによって数あるノロウイルスの内代表的な7つのジェノタイプ(遺伝子の型)を
実験環境で観察されて犬の消化管の組織に結合する様子が確認されました。
「ノロウイルスが犬の消化管細胞内に侵入して自己複製できるか?」という事や「複製できる場合
どのような病原性が発揮されるか?」という事はまだ良く分かっていません。
少なくとも「犬はノロウイルスに感染する」事は事実です。
ノロウイルスによって発症する感染性胃腸炎は、ほとんど経口感染です。
厚生労働省は、特に以下の様な感染経路に注意する様に呼び掛けています。

◊感染者のふん便や吐ぶつ

◊感染者のくしゃみや咳

◊二枚貝を非加熱で食べる

◊井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取する

 

また予防策は「汚染源を触らない」「生ものは食べない」「よく手洗いをする」等です。

上記調査によると「犬がノロウイルスを保有している」可能性を否定出来ないのでウンチの

処理後は必ず手洗いをすべきです。

 

 皆さんはこの記事の内容を知っていましたか?
次回も引き続きこの事について書こうと思います。

 

タグ :   

トイプードル

夏の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?その1

読了までの目安時間:約 4分


 

 

前回は、季節毎に犬を飼う上で注意しなければならない事

特に春の間注意しなければならない事について書きました。

今回は、季節毎に犬を飼う上で注意しなければならない事

特に夏の間注意しなければならない事について書こうと

思います。

 

夏の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?

・熱中症

「日差しが強くなる」/「日照時間が伸びる」夏において「犬が熱中症に

かかる」リスクは劇的に増えます。
熱中症は「体温をうまく下げる事が出来ない」為に「平熱を上回った状態が

続いて体調不良に陥ってしまう」事を指します。

犬の場合は「体の芯の温度(直腸温)が41℃を上回った」時に熱中症と

診断されます。

犬は汗をかかない為に人間に比べて体温を下げる事を得意としません。

その結果「人間が暑いなぁくらいに感じている」時に「犬は暑くて死にそう!

と感じている」可能性があります。

以下は、体感温度をイメージで示す場合の図です。

死ぬ程寒い 寒い 涼しい 快適 温かい 暑い
寒い 涼しい 快適 温かい 暑い 死ぬ程暑い

因みに熱中症における犬の死亡率は30~50%と報告されています。

この為飼い主が責任を持って確実に予防しなければなりません。

「車の中の風通しは悪い」為あっという間に温度が上昇してしまいます。

ある実験で「気温が22℃である」時に1時間で車内温度は47℃に達した様です。

その為暑さに弱い犬を絶対に車内に置き去りにしてはいけません。

あるデータによると「気温が29℃である」/「湿度が90%である」車内に

閉じ込められた犬の50%は平均48分で死ぬ様です。

 

・火傷

夏の暑い日差しは容赦なく犬の背中を照りつけます。

また太陽光に熱せられた地面は犬の肉球をじりじりと焼き焦がします。

これはちょうど2面グリルでサンマを焼いている状態と同じです。

火傷を負ってしまうリスクが劇的に増加します。
夏になると「日差しが強くなる」為立っているだけで頭がクラクラしてきます。

それは犬も同じ事です。

犬の体は被毛で覆われており太陽光をある程度遮断してくれます。

しかし被毛は太陽光を完全にガード出来ていません。

被毛の隙間を縫って地肌に届いた放射熱が皮膚を焼きます。

この為日光皮膚炎を引き起こしてしまう事があります。

特に「被毛が黒に近い」犬種は要注意です。

日光皮膚炎と同じくらい危険な物が肉球の火傷です。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回も引き続き夏の間犬を飼う上で注意しなければならない事について書こうと思います。

 

タグ : 

トイプードル