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冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?その1

読了までの目安時間:約 6分


 

 

 

前回は、秋の間犬を飼う上で注意しなければならない事について書きました。

今回は、冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事について書こうと思います。

 

冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事とは?

・低体温症

犬は「体が被毛に覆われている」為に基本的に寒さに強い動物です。

しかし犬の種類や年齢によって「冬の散歩が低体温症を招く」危険性があります。

低体温症は、「生命活動に必要な体温を維持出来ず体が異常に冷たくなってしまう」

状態です。

犬において低体温症は35℃以下で発症するとされています。

犬の体は通常被毛で覆われているため滅多な事で低体温症に陥りません。

しかし短毛種や被毛自体をそもそも持たないチャイニーズクレステッドドッグの様な

無毛種において「体温が外に発散され易い」為低体温症に陥るリスクが高まります。

 

具体的な犬種は以下の通りです。

◊チワワ(ショートヘア)

◊ミニチュアダックスフント(スムース)

◊フレンチブルドッグ

◊パグ

◊ミニチュアピンシャー

◊イタリアングレーハウンド

◊ボストンテリア

◊ドーベルマン

◊ウイペット

◊ボクサー

 

また老犬は「筋肉量の低下から体内で作られる熱が少なくなる」為

やはり低体温症になりやすいです。

「冬の気温が15℃以上ある」沖縄で神経質になる必要は、ありません。

「冬の気温が0℃を下回る」北海道で飼い主は犬の体温維持を補助してあげなければなりません。

「被毛量が少ない」・「筋肉量が少ない」・「犬が歳をとっている」場合は、ペット用の

ウインタージャケットを着せてあげるといった配慮を必要とします。

また犬を外飼いしている場合は、せめて冬の間だけ家の中に入れてあげて下さい。

 

・凍傷

「雪が降る」地域において地面に降り積もった雪と犬の肉球がダイレクトに接する事になります。

なので凍傷にかかるるリスクが高まります。
凍傷は「体の一部が異常に冷えてしまう」事により「細胞の正常な新陳代謝が妨げられる」為に

「細胞が部分的に大量死してしまった」状態です。

犬の肉球は動静脈吻合というメカニズムを持っています。

それにより犬の肉球は凍傷にかかりにくい仕組みになっています。

しかし温度を維持する能力に限界はあります。

「地面があまりに冷たい」場合や「あまりに長い間冷たい地面に肉球が接している」場合

上記した凍傷が起こります。

 

・融雪剤

「犬が散歩している」時に足の裏に着いた融雪剤をなめてしまうと重大な中毒症状に

陥る事があります。

以下は、融雪剤の主成分とその副作用です。

◊塩化ナトリウム

犬における塩化ナトリウムの致死量は4g/kg程度と推測されています。

「犬の体重が5kgである」場合20gくらいの塩化ナトリウムを飲み込む必要があります。

なので「犬が融雪剤の袋を破って直接食べる」といった状況でない限り死亡事故に

繋がる事はありません。

「犬が塩化ナトリウムを少量摂取した」場合の主な症状は下痢や嘔吐といった消化器不全です。

◊塩化カリウム

大量に摂取した場合は、下痢や嘔吐といった症状を示します。

また「胃や腸の内壁が出血を起こす」吐血や血便を示す事があります。

◊塩化カルシウム/炭酸カルシウム

塩化カルシウムや炭酸カルシウムを摂取した場合は、少量で下痢や嘔吐という症状を示します。

また皮膚に付着するとその部位の炎症が引き起こされます。

◊尿素

この成分は、一般的に動物に安全といわれています。

しかし大量に摂取した場合よだれを垂らす等消化器症状を示す事があります。

重症の場合は、衰弱したり震えたりメトヘモグロビン血症になったりします。

 

・不凍液

不凍液の主成分であるエチレングリコールは急性腎不全を引き起こしたり最悪の場合

「犬が死亡する」原因になります。

 

・誤飲誤食

以下は、冬に行われる年中行事に付随する食べ物の中で犬にとって危険な食べ物です。

1.クリスマス(12月24・25日)→塩生地飾りや骨付きの肉やケーキやお酒やポインセチア

2.お正月(1月1日)→お酒

3.成人の日(1月中旬)→お酒やタバコ

4.バレンタインデー(2月14日)→チョコレート

 

・火事

冬になると拍子木を鳴らしながら火の用心と言って回る声が近所で聞かれる様になります。

その理由は、「空気が乾燥している」為に「火事が発生しやすくなる」為です。

また出火の原因は、放火を除くとたばこ等身近な物です。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

次回も引き続き冬の間犬を飼う上で注意しなければならない事について書こうと思います。

 

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犬の聴力低下の原因は?聴力テスト方法は?耳の異常と病気の関係は?

読了までの目安時間:約 4分


 

 

 

前回は、犬の音源定位能力等について書きました。

今回は、犬の聴力の低下の原因等について書こうと思います。

 

犬の聴力の低下の原因は?

・加齢
人間同様「加齢に伴い内耳の中にあって音の増幅を担当する耳小骨(じしょうこつ)である

槌骨(つちこつ)・砧骨(きぬたこつ)・鐙骨(あぶみこつ)の動きが悪くなる」事で聴力が

落ちます。

 

・遺伝
ルイジアナ州立大学のジョージ・ストレイン氏の研究によると白や糟毛(かすげ・灰色の

地毛に白の差し毛)及び白黒ブチの被毛を持った犬と先天的な聴覚障害に密接な関連性が

あります。

 

白黒ブチの代表格であるダルメシアンで聞こえない割合は、次の通りです。

片耳が聞こえない 22%

両耳が聞こえない 8%

 

また白いブルテリアは、20%の確率で聴覚障害を持ちます。

 

・感染症
「外耳炎等の感染症が鼓膜を始めとする耳内部の組織や細胞を破壊する」事で聴力が低下します。

 

・化学物質
「シンナー等が鼻から吸い込まれたり皮膚に直接ついて犬の体内に取り込まれた」時に「溶剤の

成分が耳の分泌液に蓄積される」事で聴力が落ちてしまいます。

 

・音響外傷
「犬が大きな音を聞き続ける」事で「内耳の中で音の伝達に関わっている有毛細胞が損傷を受ける」

事で聴力が低下します。

 

猟犬として使われ易いゴールデンレトリバー等で「難聴が多い」理由は、「これらの犬種がハンターの

出す銃声を日常的に聞かされている」為です。

 

犬の聴力をテストする簡単な方法は?

犬の聴力をテストする簡単な方法は、犬に気づかれない様な位置から音を出す事です。

 

使用する物は音の出るおもちゃ等何でも構いません。

 

子犬に対して行う場合は、「耳道が開ききった」生後5週齢以降にして下さい。

 

「聴力が正常である」場合は、音の出た方に耳を動かしたり振り向いたりします。

 

逆に「聴力に異常がある」場合は、寝ているので無い限り何のリアクションもありません。

 

犬の耳の異常と病気の関係は?

以下は、犬の耳によくある疾患をいち早く発見する為のチェックリストです。

 

1.耳垢がたまっている
外耳炎・耳疥癬

 

2.耳が腫れている
耳血腫

 

3.耳が黒ずんで臭い
耳疥癬

 

4.音に対する反応が鈍い
中耳炎・内耳炎

 

5.耳先が変色している
凍傷・扁平上皮ガン

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

私は、犬の聴力の低下の原因等について初めて知りました。

特に音響外傷という言葉は、初めて知りました。

次回は、犬の触覚について書こうと思います。

 

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