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匂いを嗅ぐ時のメカニズムは?犬の嗅覚を高める構造は?

読了までの目安時間:約 5分


 

 

前回は、犬の鼻の形について書きました。

皆さんは、「犬がどうやって匂いを嗅いでるか」

知っていますか?

今回は、匂いを嗅ぐ時のメカニズム等について

書こうと思います。

匂いを嗅ぐ時のメカニズムは?

まず外鼻孔(がいびこう,鼻の穴)を通過した外気は、鼻腔(びくう)と呼ばれる空気の

たまり場に入り込みます。

鼻腔の表面は、嗅粘膜(きゅうねんまく)と呼ばれる粘液上の物質で覆われています。

この粘液に溶け込んだ外界からの臭い物質が、嗅神経(きゅうしんけい)を刺激します。

その後嗅神経で発生した電気信号は、篩骨篩板(しこつしばん)と呼ばれる骨を通過して

嗅球(きゅうきゅう)と呼ばれる脳の部位に達して情報処理されます。
因みにこの嗅球は、人間の場合約1.5グラムです。

犬の場合は、中型犬で6グラム程度です。

脳の大きさに関して人間:犬=10:1なので「もし人間の脳と同じ大きさを持つ程巨大な犬が

いた」場合嗅球の大きさは、60グラムです。

すなわちこれは、人間の40倍に達するという計算です。

犬の嗅覚を高める構造は?

犬の嗅覚は人間より1000倍~1億倍優れています。

「倍率に幅がある」理由は、「嗅ぎ分ける匂いによって犬に得意と不得意がある」ためです。

犬は、一般的に花や自然界に存在しない化学物質等犬にとってどうでも良い匂いに対して鈍感で

動物の発する有機物(ゆうきぶつ,一般的に炭素原子を含んだ物質全般)の匂いに敏感だと

言われています。

つまり犬は、生きて行く上で必要な物に対してより敏感です。
「犬の鼻が持つ」驚異的な嗅覚は、以下に述べる様ないくつかの特殊構造によって

実現しています。

 

・外鼻孔(がいびこう)

これは、いわゆる鼻の穴の事です。

人間や馬や牛等大部分の哺乳類が、円形~楕円形の鼻の穴を持っています。

それに対して犬や猫の鼻の穴の横に切れ目があります。

これは、「鼻をヒクヒクさせて穴を開閉する事により正面からだけでなくサイドから空気を

取り込む事が出来る」という寸法です。

 

・上唇溝(じょうしんこう)

これは、鼻の中央から口にかけて見られる一直線の溝で毛管作用によって常に水分を蓄えていて

匂い分子の吸着に役立っています。

これは、人間で言う人中(にんちゅう)と呼ばれる部分に相当していて人間の場合

何の役にも立っていません。

 

・鼻鏡(びきょう)

これは、鼻の表面にある細かい溝の事です。

溝の中に蓄えた水分が、におい分子を吸着して感度を高めます。

また鼻の中に含まれる温度センサーが気化熱の左右差を感知して

「風がどちらから吹いているのか」を即座に判断します。

鼻の表面にある複雑な線のパターンは、鼻紋(びもん)と呼ばれ人間の指紋の様に犬によって

それぞれ違い個体識別に利用しています。

これの表面は、涙腺(るいせん)と外側鼻腺(がいそくびせん)の分泌物により

いつも湿っています。

その分泌量は、中型犬で1日ペットボトル1本程度(500ml)にまでなります。

また「水分が足りない」時犬は、鼻の頭をペロッと舐める事で水分補給します。

 

なお警察犬や災害救助犬等鼻を生かした仕事に携わる犬の嗅覚は、夏の暑い盛りになると最大で

40%程度落ちるといわれています。

これは、パンティングと呼ばれる口呼吸によって絶えず体温を下げ続けていなければ熱中症に

かかってしまうからです。

 

皆さんはこの記事の内容を知っていましたか?

私は、この記事作成を通して犬の鼻の構造を知れて勉強になりました。

次回は、嗅覚の倍率等について書こうと思います。

 

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トイプードル

犬のバイタルチェックはどうすれば良いの?

読了までの目安時間:約 8分


今回は、犬の「バイタルチェック」について書こうと思います。

「犬が、健康であるかどうか?」は、バイタルサインに現れる事もあります。

犬のバイタルサインをチェックする習慣を持っていれば、

体調不良や病気に気づき易くなります。

バイタルサインは、血圧・心拍数・呼吸速度・体温等の

客観的なデータを総括した概念です。

老犬に対して週1回バイタルチェックをすると

愛犬の健康管理が、出来ます。

 

バイタルチェックの注意点について

・犬が、リラックスしている時に行う。
・犬と親しい人が、バイタルチェックを行う。
・室温は、暑過ぎたり寒過ぎない様にする。
・運動後は、避ける。
・明らかな病気の時は、避ける。

 

こうした注意を怠ると数値に誤差が、生じてしまいます。

またバイタルサインは、体調不良の可能性を示す物です。

本格的な診察は、必ず獣医さんに任せて下さい。

 

皆さんは、バイタルチェックの注意点について知っていましたか?

私は、バイタルチェックの注意点についていくつか知っていました。

愛犬のバイタルチェックをする時は、この記事を参考にして下さい。

 

体温のチェック方法について

1歳を超えた成犬の平熱は、深部体温で37.5~39.2℃です。

子犬の平熱は、やや低く35.6~36.1℃です

4週齢頃から自力で体温維持が、出来る様になります。

 

体温を知る最も簡単な方法は、犬を抱っこする事です。

抱っこした時にいつもより火照っている感じる場合は、高体温を疑います。

逆に抱っこした時にいつもより温かさを感じない場合は、低体温を疑います。

日ごろからよく犬と触れ合っていれば、体温の変化に比較的気付き易くなります。

 

より正確な体温を知りたい場合は、体温計を用います。

肛門から直腸温度を測定する場合は、ペット用体温計の先端にワセリン等を付けて

お尻の穴から挿し込みます。しかしこの方法は、犬が嫌がったり衛生面での問題を発生する事もあります。

なので獣医さんに任せた方が、良いです。

家庭で体温を測る場合は、耳で測定するペット用体温計を用いて下さい。

 

皆さんは、犬の体温やその測り方について知っていましたか?

私は、この記事の内容について全く知りませんでした。

特に犬の体温に関する事は、特に驚きました。

 

呼吸数のチェック方法について

犬の正常な呼吸数は1分間で10~35回です。

運動の直後やレム睡眠(浅い眠り)に入ってる時の呼吸は、やや乱れます。

 

犬の呼吸数は、休んでいる時にお腹の上下動を見れば簡単に分かります。

15秒間の呼吸数を4倍する方法は、不正確になり易いです。

最低でも30秒間の呼吸数をカウントした方が、正確に測れます。

正確を期す為に穏やかに眠っている時を狙って観察して下さい。

 

もし「おなかの上下動が、はっきりしない。」場合は、寝ている犬の鼻先に

ティッシュペーパーの切れ端を垂らすという方法で大丈夫です。

息を吐き出す度にティッシュが、揺れます。

揺れた数を呼吸数としてカウントします。

 

皆さんは、犬の呼吸数やその測り方について知っていましたか?

私は、この記事の内容について全く知りませんでした。

 

心拍数のチェック方法について

犬の正常な心拍数は、1分間で60~140拍・15秒で15~35拍程度です。

一般的に「体が、小さい。」程「心拍数は、増加」します。

小型犬は、180拍を記録する事もあります。

生まれたばかりの子犬は、220拍を記録する事もあります。

 

犬の心臓は、左前足の肘を脇腹にくっつける辺りにあります。

ただし犬種によって足の長さが、まちまちです。

なので必ずしもすべての犬にこの目安が、あてはまる訳ではありません。

日頃から心臓の位置を素早く特定出来る様に練習して下さい。

 

心拍数を指先や手の平に感じ取れたら、それをカウントします。

60秒間フルで数えてもよいですし15秒間の脈拍だけ数えそれを4倍しても大丈夫です。

また聴診器を持っている場合は、そちらを用いて下さい。

 

他の方法は、大腿動脈を触診するという方法です。「犬が、ゴロンと横になる。」タイミングで

床に接している方の足を確保して下さい。これは、心臓より低く、床に対して圧迫しやすい為です。

足を確保したら人差し指と中指を揃えて股間から太ももの内側に沿って少しずつ下にずらしていきます。

慣れてくると筋肉と筋肉の境目あたりにわずかな拍動を感じる事が、出来ます。

拍動を触知出来たら、60秒間数えるか15秒数えてそれを4倍します。

 

ただし人間の「白衣高血圧」同様に犬が、緊張していると心拍数に誤差を生じます。

なので心拍数を計測する時は、「犬が、リラックスしている。」時に限定して下さい。

 

皆さんは、犬の心拍数やその測り方について知っていましたか?

私は、この記事の内容について全く知りませんでした。

 

血圧のチェック方法について

犬の正常な血圧は、収縮期血圧で180mmHg未満・拡張期血圧で120mmHg未満の範囲内です。

ただし犬の血圧に関して万国共通の正常値は、ありません。

また犬種間によってばらつきが、あります。

なので正常と異常の境目を明確化する事は、容易ではありません。

上記数値は、あくまでも目安として考えて下さい。

 

正確な血圧は、人間と同様にカフを巻きつけて測定します。

巻きつける場所は、前足・しっぽ・後ろ足等色々とあります。

これは、獣医さんに任せて下さい。

 

家庭で出来る簡易血圧チェック法は、「キャピラリテスト」です。

「キャピラリテスト」は、別名で「毛細血管再充満時間テスト」と言います。

 

キャピラリテストのやり方は、次の通りです。

 

犬の口を開き歯茎を指で押します。すると血液が、押し出されて白くなります。

白くなったらすかさず指を離します。

すると血液が、戻ります。そうすると歯茎が、再び赤くなります。

「歯茎が、白い」状態から「歯茎が、赤く」なるまでの時間を測って下さい。

 

正常な場合は、2秒未満で戻ります。異常のある場合は、2秒以上掛かります。

その場合は、血圧の低下・脱水・ショック状態・低体温等の可能性を考えて獣医さんに

相談して下さい。

 

皆さんは、犬の血圧やその測り方について知っていましたか?

私は、この記事の内容について全く知りませんでした。

 

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