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背骨や尻や後ろ足や胸や腹のマッサージは、どうすれば良いの?

読了までの目安時間:約 9分


今回は、前回に引き続きマッサージについて書こうと思います。

 

背骨のマッサージについて

 

1.犬は、腰痛を持たない。

 

人間は、直立二足歩行です。しかし犬は、四足歩行です。

このロコモーション(移動様式)の違いは、背中や腰に存在している

筋肉の使用方法に変化をもたらします。

 

人間は、「上半身を重力に対して垂直に立てておく必要が、ある。」為に常に

背中や腰の筋肉(重力に対抗する為に特に抗重力筋と呼ばれる事もあります。)を

微妙に緊張させてバランスを取る必要を持っています。これが、慢性的な背部痛や

腰痛の原因になります。

 

しかし犬及び四足動物全般は、「上半身を垂直に立てておく必要は、ない。」ので

人間と同じ様に背中や腰の筋肉を常に使いません。

結果として犬は、直立二足歩行の筋疲労に起因する「慢性の背部痛や腰痛は、

生じにくい。」と考えられます。

 

2.犬は、「広背筋が、疲れる。」

 

四足動物は、四つんばいで移動する為に「背中や腰の筋疲労は、比較的軽度」です。

その代わり人間と違って犬は、前え足の推進力を生み出す広背筋に疲労を溜めやすい

という特性を持っています。

 

ここで示した広背筋は、人間で言うと鉄棒にぶら下がって懸垂運動をする時に主として

動員される筋肉です。人間の場合日常生活の中で使用する機会は、ほとんどありません。

 

犬の場合は、非常に頻繁に使用しています。

具体的な例は、「犬が、歩いたり走ったりしている。」時です

この前足の推進力の大部分は、実は「広背筋が、生み出している。」のです。

 

3.犬の背骨の弛緩ポジションについて

 

その際は、柔らかいクッションを犬の腹の下に入れ「体全体が、軽くアーチを描く」様に

寝かせてください。

この姿勢で背中から腰に掛けての全ての筋肉が、重力から解放されリラックス出来ます。

 

4.犬の背骨のマッサージをする時のベストエリア

 

犬の背骨をマッサージする時のベストエリアは、

疲労の溜まる前足の付け根や背骨に沿った部分です。

 

5.犬の背骨の健康をチェックする事

 

犬の背骨は、筋骨格系の障害すなわち筋肉の挫傷や骨折や椎間板ヘルニア等を

起こし易い部位です。

マッサージのついでに簡単なチェックをしてあげると上記したような疾患にいち早く

気付いてあげる事が、出来ます。

 

犬の背中をチェックする方法は、キブラーテストと棘突起テストです。

 

「棘突起テスト」は、「背骨の関節や筋肉に痛みがあるかどうか?」をチェックする時の手技です。

背骨の出っ張り部分(棘突起)を人差し指と親指でつまみ軽く左右に動かして犬の反応を観察して下さい。

もし「犬が、痛みを感じている。」場合は、身悶えしたり離れようとします。

 

私は、犬の背中について何も知りませんでした。

この記事の内容を参考にして愛犬の背中のマッサージをしようと思います。

皆さんもこの記事を参考にして愛犬の背中のマッサージをしてみて下さい。

 

尻・後ろ足のマッサージについて

 

1.犬の尻・後ろ足について

 

尻の解剖学的な構成要素は、人間とほぼ同じです。ただ直立二足歩行を行う人間の臀部の筋肉は、

よく発達しています。四足歩行を行う犬の臀部の筋肉は、発達していません。

 

臀部の筋肉は、後ろ足を側面に蹴り出して進行方向を変える役割を果たします。

犬の場合は、関節の形状や筋肉の走行からあまり急激な方向転換を得意としません。

 

また後ろに向かってひらがなの「く」の字型に突き出している部分は、かかとです。

犬は、人間と違い地面につま先をつけてかかとを常に浮かせている状態で移動します。

つまり犬は、 四六時中つま先立ちです。

 

この構造は、体から遠い部分の筋肉をなるべくそぎ落として軽量化して走る時に足の前後運動を

極力すばやく行うという狙いを持っています。(馬の足は、犬と同じ構造です。)

 

2.犬の尻・後ろ足の弛緩ポジションについて

 

その際は、柔らかいマットレスやクッションを犬の頭の下に入れて下さい。

(枕は、犬の好みに合わせます)

この姿勢は、後ろ足にかかっている体重を全て重力から解放し筋肉の緊張を解きます。

 

3.犬の尻・後ろ足をマッサージする時のベストエリアについて

 

犬の尻・後ろ足をマッサージする時のベストエリアは、

使用頻度の多い尻~太ももにかけての部分です。

 

4.犬の尻・後ろ足の健康をチェックする事について

 

犬の尻・後足のチェック方法は、臀部の観察と股関節や膝や足首の可動域テストと

リンパ節チェックです。

 

以下は、犬の骨盤周辺に現れる変化です。

 

・お尻から白い物が、出ている。・お尻が、腫れている。・肛門から赤い物が、出ている。

・陰嚢に炎症が、ある。・陰嚢が、腫れて巨大化している。・ペニスの先から膿が、出ている。

・膣内から分泌物が、ある。・膣から不正出血が、ある。・膣が、赤く腫れている。

もし上記の異常や変化を見られた場合は、何らかの疾患の可能性を持っていますので獣医さんに診て貰って下さい。

 

私は、犬の尻や後ろ足について何も知りませんでした。

この記事の内容を参考にして愛犬の尻や後ろ足のマッサージをしようと思います。

皆さんもこの記事を参考にして愛犬の尻や後ろ足のマッサージをしてみて下さい。

 

胸・腹のマッサージについて

 

1.おなかは、犬にとって弱点である。

 

骨格で囲まれていない腹部は、攻撃された時に致命傷となりうる為犬にとって弱点です。

「飼い主が、腹部を触る。」という事は、「飼い主が、主人である。」という事を犬に対して

しっかりと把握(はあく)させる効果を持っています。

 

「犬が、腹部を見せる。」事に抵抗を示す場合は、まずボディコントロールのしつけをマスターして下さい。
また犬は、四つんばいで移動する為に腹部や胸部の筋肉で推進力を作り出します。

直立二足歩行する人間以上に犬の胸・腹部は、疲労を溜め易いという事を念頭に置いてて下さい。

 

2.犬の胸部の弛緩ポジションについて

 

その時は、やわらかいクッションやタオルケットの上で仰向けにして下さい。

この姿勢は、胸や腹にかかっている体重を全て重力から解放し筋肉の緊張を解きます。

 

3.犬の胸をマッサージをする時のベストエリアについて

 

犬の胸をマッサージする時のベストエリアは、疲労のたまりやすい胸部全体です。

 

4.犬の胸の健康をチェックする事について

 

犬の胸やおなかをマッサージするついでに健康チェックもして下さい。

 

以下は、犬の胸腹部に現れる変化です。

 

・おなかへのタッチを嫌がる。・おなかが、膨れている。・おなかが、鳴る。・胸へのタッチを嫌がる。

・乳房にしこりが、ある。・乳房から黄色い乳汁が、出ている。

もし上記の異常や変化を見られる場合は、何らかの疾患の可能性を持っています。

場合によっては、獣医さんに診て貰って下さい。

 

私は、犬の胸や腹についてある程度知っていましたが

この記事を書く際に知らない事も知れて良かったです。

私は、この記事の内容を参考にして愛犬の胸や腹のマッサージをしようと思います。

皆さんもこの記事を参考にして愛犬の胸や腹のマッサージをしてみて下さい。

 

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トイプードル

顔や首や首や前足のマッサージは、どうすれば良いの?

読了までの目安時間:約 10分


今回も引き続きマッサージについて書こうと思います。

マッサージをする時は、筋肉を硬直させない為に

筋肉が一番リラックスして弛緩出来る

「弛緩ポジション」を犬に取らせる事が、必要です。

これは、マッサージする部位によって微妙に異なります。

 

顔のマッサージについて

 

犬の顔面マッサージは、筋肉に蓄積した疲労を除去するというより顔のどこを触られても

反抗しない様に慣らす事を目的とします。

 

顔面のマッサージは、筋肉の走行及び毛並みの走行に合わせてして下さい。

 

その際に目の周囲・耳・唇等手入れをする際必ず接触する部分も触る様にして病変のチェックを行って下さい。

 

1.目

 

・まぶたをめくった時に白目が、変色(充血・黄ばみ)していないか?

・目頭から瞬膜が、飛び出していないか?・眼球が、揺れていないか?

・目が、白く濁っていないか?・目やにが、多くないか?・まぶたが、垂れ下がっていないか?

 

2.耳

 

・変な臭いは、しないか?・耳が、赤くただれていないか?・黒っぽい耳垢が、出ていないか?

・耳が、腫れていないか?・耳先が、変色していないか?

 

3.歯

 

・口臭は、ないか?・歯が、ぐらついていないか?・歯が、折れていないか?

・歯が、変色していないか?・口の中が、腫れていないか?

・口の中が、変色(蒼白・真っ赤・紫・黒)していないか?・口の周辺が、腫れていないか?

 

4.鼻

 

・鼻の横は、かぶれていないか?・鼻筋が、異常に膨らんでいないか?

・鼻血や鼻水は、出ていないか?・グーグーという雑音は、ないか?

・鼻の内外にできものは、ないか?

 

5.リンパ節

 

・リンパ節をなでてみてコリコリした部分は、ないか?・犬が、リンパ節を触ってやたら痛がったりしないか?

 

犬の顔の弛緩ポジション

 

犬の顔をマッサージする時は、犬を横向きに寝かしたり仰向け状態にして

犬の顔の筋肉を弛緩して下さい。

 

私は、顔のマッサージについて何も知りませんでした。

この記事の内容を参考にして愛犬の顔のマッサージをしようと思います。

皆さんもこの記事を参考にして愛犬の顔のマッサージをしてみて下さい。

 

首のマッサージについて

1.犬の肩は、こらない。

 

「僧帽筋が、未発達である。」事と「肩甲挙筋が、ない。」事は、

人間と犬の差異です。

 

そもそも「肩が、こる。」という現象は、「腕を上に上げたり空中に

どどめたりする際に収縮する僧帽筋や肩甲挙筋といった筋肉に

疲労が、蓄積する。」状態です。

 

犬のロコモーションは、四足歩行です。

基本的に前足は、地面に接地している為に前足を頭の上まで

持ち上げたり空中にとどめて何らかの作業をしたりしません

 

「僧帽筋が未発達である。」

「肩甲挙筋がない。」

という事実は、その裏付けとなります。

 

2.犬の首は、こる。

 

「頚ニ腹筋や頚腹挙筋や鎖骨頭筋頚部等人間に見られない筋肉が、

存在している。」事は、人間と犬のもう1つの差異です。

 

人間のロコモーションは、直立二足歩行です。

人間は、視界を保とうとする場合基本的に頭を首の骨の上に乗せるだけで

充分です。首に力を入れなくても視界を保つ事が、出来る様にうまく

デザインされています。猫背の人は、別です。

 

一方犬は、四足歩行です。

視界を保ったり空気の匂いを嗅ごうとする場合は、首の後ろに

力を入れて頭蓋骨を持ち上げなければなりません。

「首の後ろに人間にないたくさんの筋肉が、付いている。」という事実は、

犬の生活で「頭を上げるという動作が、多くある。」事を裏づけています。

 

3.犬の首の弛緩ポジション

 

「犬が、自分の前足を首の下に入れて休んでいる。」場面を頻繁に見かけると

思います。これは、頭を重力から解放する事で首の後ろの筋肉を休めているのです。

 

私達は、犬の首のマッサージを施す前に首を弛緩ポジションに置かなければいけません。

その際は、柔らかいクッションか飼い主の腕を犬の顎下に入れて首の後ろを

リラックスさせて下さいそうしないと顎の下に入れた犬(特に中~大型犬)の前足が、

しびれてきたり床ずれになる恐れを持っています。

 

4.犬の首をマッサージする時のベストエリア

 

犬の首をマッサージする時のベストエリアは、

疲労のたまった首の後ろや背骨に沿った部分です。

 

5.犬の首に関して健康チェックする事について

 

犬の首は、筋肉の挫傷や頚椎椎間板ヘルニア等を起こし易い部位です。

マッサージのついでに簡単なチェックをしてあげると上記の様な疾患にいち早く

気付いてあげる事が、出来ます。

 

犬の首に関して健康チェックする方法は、キブラーテストです。

 

これは、「背骨に沿った筋肉に張りや痛みが、あるか?」をチェックする時の手技です。

両手の親指と人差し指で首のあたりの皮膚を丸めるようにして持ち上げます。

もし「筋肉に張りや痛みが、ある。」場合は、「筋肉が、反射的に抵抗する。」事で

なかなか持ち上がらなかったり犬が痛がる素振りを見せます。

 

私は、犬の首について何も知りませんでした。

この記事の内容を参考にして愛犬の首のマッサージをしようと思います。

皆さんもこの記事を参考にして愛犬の首のマッサージをしてみて下さい。

 

肩や前足のマッサージについて

1.犬の上腕三頭筋は、疲れる。

 

四つんばいの状態は、軽く腕立て伏せをしている状態に相当するので

上腕三頭筋を非常に疲れさせます。

 

犬の「上腕三頭筋が、ひときわ大きい。」事は、

「犬が、非常に頻繁にこの筋肉を使用している。」事を意味しています。

 

2.犬の肩や前足の弛緩ポジション

 

私達は、犬の肩のマッサージを施す前に肩を弛緩ポジションに置かなければいけません。

その際は、柔らかいマットレスやクッションを犬の脇腹の下に入れて下さい。

(枕は、犬の好みに合わせます。)

この姿勢で前足にかかっている体重を全て重力から解放します。

 

3.犬の肩や前足をマッサージする時のベストエリア

 

犬の肩や前足をマッサージする時のベストエリアは、

普段から使用頻度の多い肩甲骨から上腕三頭筋にかけての部分です。

 

4.犬の肩や前足に関して健康チェックする事について

 

犬の肩や前足は、捻挫や骨折といった外傷の他に肘関節形成不全や変形性関節症を

起こし易い部位です。マッサージのついでに簡単なチェックをしてあげると上記した

様な疾患にいち早く気付いてあげる事が、出来ます。

 

犬の肩から前足の健康チェック方法は、肩や肘や手首の可動域テストとリンパ節チェックです。

 

・肩の可動域テストは、「前足の付け根が柔軟に動くかどうか?」を確かめます。

ある一定の角度になると必ず力んで抵抗するような場合は、

「上腕二頭筋の腱が、断裂している」等何らかの疾患を発症しているかもしれません。

 

・肘の可動域テストは、「肘関節が柔軟に動くかどうか?」を確かめます。

「関節の可動域が、異常に狭い。」時は、関節炎や変形等何らかの病変を疑って下さい。

 

・手首の可動域テストは、「手首の関節(手根関節)が柔軟に動くかどうか?」を確かめます。

「関節の可動域が、異常に狭い。」時は、捻挫や関節炎等何らかの病変を疑って下さい。

 

リンパ節チェックは、腋窩リンパ節を触ります。

コリコリ腫れていたり「犬が、痛がる。」素振りを見せる様な時は、

同側の前足に感染症や悪性腫瘍を疑って下さい。

 

私は、犬の肩や前足について何も知りませんでした。

この記事の内容を参考にして愛犬の肩や前足のマッサージをしようと思います。

皆さんもこの記事を参考にして愛犬の肩や前足のマッサージをしてみて下さい。

 

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トイプードル

マッサージの心得や禁忌は?

読了までの目安時間:約 12分


今回は、前回に引き続き犬に使われる「理学療法」の

1つである「マッサージ」について書こうと思います。

皆さんは、マッサージの基本的な心得を知っていますか?

 

マッサージの基本的な心得について

マッサージの基本的な心得は、次の通りです。

・筋肉にコンタクトする。・コンタクトは、指の腹で行う。

・やたらと力を入れない。・ゆっくりとしたリズムで行う。

・犬のリアクションを常に見る。・犬が、疲れているタイミングで行う。

・犬の催促を適度に受け流す

 

・筋肉にコンタクトする。

 

いわゆる「気持ちいい」という感覚は、骨や被毛で生まれるのではなく

主として筋肉へのコンタクトで生まれます。

 

皆さんもむこうずねや髪の毛を触ってみて下さい。

全然気持ち良くないですよね?

 

犬の骨や毛にコンタクトすると被毛を引っ張る事による血流促進効果や

飼い主と触れ合っているという心理的な安堵感は、あるかもしれません。

 

しかし肉体的に「気持ちいい」と感じさせたい場合は、

あくまでも疲労のたまった筋肉にコンタクトするべきです。

 

・コンタクトは、指の腹で行う。

 

筋肉を押し付ける時に指先を立ててしまうと押圧が、強くなり過ぎます。

そうすると犬は、痛みを感じます。なので接触面積をなるべく広げて

指先の体温が、犬の体に伝わり易くなる様にして下さい。

 

つまりコンタクトは、

「指の腹か手のひら全体で行う事が、基本」です。

 

特に女性で爪を伸ばしていたり付け爪をしたりしている人は、

爪の先を犬の肌に食い込ませない様に充分気を付けて下さい。

 

・やたら力を入れない。

 

人間と犬の体格は、違います。

 

人間に行う時と同じ力でマッサージを行うと犬にとっては、

「圧が、強すぎる。」事で不快の原因となります。

 

犬と人間との体格差を考慮して押圧は、基本弱めで行って下さい。

 

・ゆっくりとしたリズムで行う。

 

犬をリラックスさせる為にゆったりとしたリズムでマッサージして

あげる必要が、あります。

 

スポーツマッサージの様にシャカシャカと筋肉を揺さぶる動きを好む犬が、

います。

 

しかし基本的に「母犬が、生まれたばかりの子犬の体をなめて綺麗にする。」

時のリズムでマッサージは、行って下さい。

 

このゆったりとしたリズムによって犬は、母犬の優しさと感触を思い出して

心身共にリラックスしやすい状態になります。

 

・犬のリアクションを常に見る。

 

人間の場合もそうですが個々の好みという問題が、必ずあります。

 

ある人は、肩のマッサージを好みます。

ある人は、肩を触るとやたら痛がるという事もあります。

ある人は、指圧を好みます。

ある人は、スポーツマッサージを好みます。

 

犬の場合も同様で個体によってマッサージの強さやリズムの好みが、

微妙に違います。

なので基本に忠実に行うと同時に犬のリアクションを見ながらリズムや

強さを微調整する事が、重要です。

 

人間と同様に疲労していない筋肉をマッサージすると時として不快感が、

生じます。

 

いつでもどこでもマッサージするのではなく散歩や運動の後や寝る前等

「犬の体に疲労が、蓄積する。」タイミングでマッサージを行うと

一層効果的です。

 

・犬の催促を適度に受け流す。

 

犬は、マッサージの気持ちよさを学習すると「ねぇ早くなでて!」と

催促する様になります。

 

しかしこの催促に応じてしまうと犬の要求吠えを助長してしまう

危険性が、あります。

 

ですから犬のリクエストに応じて安易にマッサージを施すのではなく

何らかの指示に従ったごほうびとしてマッサージをしてあげる事が、

一石二鳥です。

 

たとえば「マテ」を指示して上手く出来たらそのごほうびとして

マッサージしてあげる等です。

 

皆さんは、マッサージの心得について知っていましたか?

私は、マッサージの心得について知りませんでした。

この記事を元に愛犬に対してマッサージをやってあげて下さいね。

 

マッサージの禁忌について

「禁忌」は、「こういう時は、やめなさい。」という指標の事です。

マッサージの禁忌は、次の通りです。

・怪我をしている。・熱が、ある。・食事の直後・激しい運動の直後・

・ガンを患っている。・乾燥している部屋

 

・怪我をしている。

 

「犬が、捻挫等の怪我をしている。」様な場合は、逆効果になる危険性を

持っている為にマッサージを控えるようにします。

 

・熱が、ある。

 

「熱が、ある。」という事は、「体内に入ってきた異物に対し免疫系が、

一生懸命に反応している。」と言う事です。

 

こうした状態にある時にマッサージをする事は、人間で言うと風邪をひいて

熱っぽい時に体を触られる様なものです。

 

逆に不快に感じてしまう事が、あります。

 

・食事の直後

 

エサを食べた直後は、「血液が、消化器系に集まり一生懸命に消化活動を行う。」ので

そんな時にマッサージをしてしまうとせっかく内臓に集まった血液が、また筋肉に

戻ってしまいます。

 

・激しい運動の直後

 

激しい運動をした後は、まだ「筋肉や神経が、興奮している。」為にしばらく

クールダウン期間を置く様にします。

 

しばらくすると犬の呼吸が、落ち着きます。その時に適度な疲労を感じているので

マッサージをする方が、効果的です。

 

・ガンを患っている。

 

ガン細胞は、血液やリンパ液に乗って体の中を巡ります。マッサージによって

体液の流れを促してしまうとガン細胞の移動を早めてしまう危険性が、あります。

 

・乾燥している部屋

 

乾燥している部屋は、静電気を発生させます。そうすると犬が、不快感を感じてしまいます。

最低でも湿度を50%以上にしてください。

 

皆さんは、マッサージの禁忌について知っていましたか?

私は、マッサージの禁忌について知りませんでした。

この記事を元に愛犬に対してマッサージをやってあげて下さいね。

 

犬に対するマッサージでよく用いられる基本テクニック

犬に対するマッサージでよく用いられる基本テクニックは、以下の通りです。

・軽撫法・軽擦法・圧迫法・揉捻法・摩擦法・叩打法・振動法

 

・軽撫法

 

英名は、「ストローキング」です。

 

これは、被毛に軽く手を乗せ優しく撫でる様にして

体の表面をいろいろな方向に滑らせるテクニックです。

 

通常は、体幹部から四肢に向けて行います。

 

目的は、「触れられることに慣れさせる」事等です。

 

マッサージの最初と最後及び異なる手技に移行する時に使用すると

効果が、あります。

 

・軽擦法

 

英名は、「エフルラージュ」です。

 

これは、なめらかな動きでマッサージするテクニックです。

 

目的は、炎症による化学副産物の除去等です。

 

これは、軽撫法よりもやや強めの圧力をかけて行ないます。

 

最も近くにある表在リンパ節群や前足および体幹部の場合は、

腋窩リンパ節に向けてリンパ液を還流させる様にします。

 

後ろ足の場合は、尾側の膝下リンパ節に向けてリンパ液を還流

させる様にします。

 

・圧迫法

 

英名は、「プレッシャー」です。

 

これは、皮下組織や筋肉に対してリズミカルに圧迫と開放を

繰り返すテクニックです。

 

目的は、血液とリンパ液の流れの促進等です。

 

・揉捻法

 

英名は、「ペトリサージュ」です。

 

これは、皮膚や筋肉を揉んだりねじったりするテクニックです。

 

目的は、血流の促進等です。

 

・摩擦法

 

英名は、「フリクション」です。

 

これは、標的にした部位に回転あるいは往復運動の刺激を

加えるテクニックです。

 

目的は、血流の促進等です。

 

・叩打法

 

英名は、「テイポットメント」です。これは、手で体を叩く方法の総称です。

 

これは、手の平を丸くして叩く「カッピング」や力を抜いた手首をリズミカルに

動かして空手チョップをする「ハッキング」等あります。

 

目的は、緊張の低下した筋肉の活性化です。

 

・振動法

 

英名は、「シェイキング」です。

 

これは、体の一部を手で保持して上下左右に震わせるテクニックです。

 

目的は、血液循環の促進等です。

 

本来犬に対するマッサージは、獣医理学療法士の有資格者で行われる物です。

しかし犬の骨格や筋肉の走行さえ理解していれば飼い主が、マッサージを実践可能です。

 

皆さんは、マッサージの基本テクニックについて知っていましたか?

私は、マッサージの基本テクニックについて知りませんでした。

この記事を元に愛犬に対してマッサージをやってあげて下さいね。

 

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マッサージの役割は?筋肉について

読了までの目安時間:約 7分


今回は、犬に使われる「理学療法」の1つである

マッサージ」について書こうと思います。

 

皆さんは、マッサージの役割を知っていますか?

 

マッサージの役割について

 

マッサージは、皮膚や筋肉に対して何らかの圧力を加える手技全般の事です。

 

マッサージの役割は、次の通りです。

 

・動物の血行を促進する・ペットと飼い主の間の絆を強める。(仲間意識を強める。)

・快楽物質(エンドルフィン)を分泌させる。

・飼い主自身が、リラックスする。・病気を早期発見する。

 

・血行を促進する。

 

犬と人間の筋肉の収縮様式は、共通です。

 

運動すれば乳酸が、疲労物質として発生して

体内のPhを下げます。

 

運動や散歩で発生した酸を血流に乗せ肝臓や

筋肉に還流させる事で疲労の回復は、早くなります。

マッサージは、その血液還流を促進する効果を持っています。

 

・ペットと飼い主の間の絆を強める。(仲間意識を強める。)

 

犬が、自分の体を自由に触らせるのは気を許した仲間やリーダーに対してのみです。

 

「飼い主が、犬の体を満遍なく触る。」事は、犬の頭の中で「飼い主=味方」という

認識を強めて自然と仲間意識を強める効果を期待出来ます。

 

快楽物質を分泌させる。

 

犬は、好きな人と一緒にいたり好きな人に触れられると体内で

「オピオイドシステム」と呼ばれる神経回路を活性化して

エンドルフィンと呼ばれる物質を放出します。

 

エンドルフィンは、脳内麻薬の一種で体内の痛みや苦痛を軽減する為の

天然モルヒネ事です。

 

飼い主のマッサージは、犬の体内で分泌されるエンドルフィンの量を

増やして犬に心地よさを与えるという効果を持っています。

 

また接触刺激は、「愛情ホルモン」呼ばれる「オキシトシン」の

分泌を促す効果も確認されてます。

 

飼い主自身が、リラックスする。

 

人間が、動物と触れ合うと血圧低下やアルファ波の出現等

いわゆる「アニマルセラピー」的な効果を持つと報告されています。

 

しかしこうした科学的な実証を待つまでもなく

「動物と触れ合っていると何だか安心する!」という体感は、

犬や猫とじゃれ合っている時に誰しも感じる事だと思います。

 

病気を早期発見する。

 

犬の体を触る事で腫瘍やリンパ節の腫れ等身体の異常をいち早く検知する事が、出来ます。

腫瘍に気付かず肉眼で確認出来る様になるまで成長させてしまうと犬が、

かわいそうですよね。

 

具体的に以下の様な変化に注意して下さい。

 

体重の減少や増加・筋肉の萎縮・四肢のむくみ・発熱・部分的な脱毛・胴体広範囲の脱毛・

胴体左右対称の脱毛・毛づやが、悪い・被毛が、べとべとする・皮膚をしきりに体をかく・

皮膚から膿が出ている・皮膚にかさぶたが、出来ている・皮膚に黒い斑点がある・

皮膚の一部もしくは広い範囲が赤く腫れている・皮膚が臭い・フケが多い・

皮膚がただれている・皮膚から血が出ている・皮膚にしこりがある

 

皆さんは、マッサージの役割を全て知っていましたか?

私は、いくつかのマッサージの役割を知っていました。

 

筋肉について

 

・筋肉は、硬直した状態と弛緩した状態とあります。

 

硬直した状態は、緊張して固くなった状態です。弛緩した状態は、リラックスして緩んだ状態です。

 

ここで抑えておきたいポイントは、「マッサージ圧は、硬直した筋肉に吸収されてしまうと

あまり効果を発揮しない。」という点です。

 

筋肉の硬直する原因は、以下の通りです。

 

・力みによる筋肉の硬直

・関節の引っ張りによる筋肉の硬直

 

・力みによる筋肉の硬直

 

筋肉に力を入れると当然筋肉は、硬直します。

この状態の筋肉にマッサージを施しても硬直した筋肉が、マッサージ圧を

全て吸収してしまい何の効果も発揮しません。

 

たとえば右ひじを曲げて二の腕に力こぶを作って

力こぶを左手でマッサージしてみて下さい。

すると全然気持ち良くないと思います。

 

この様に力んで硬直した筋肉にマッサージを施しても効果は、薄いです。

 

・関節の引っ張りによる筋肉の硬直

 

骨格に付着している筋肉は、基本的に関節を横断しています。

しかしこの関節の角度によって筋肉を過剰に引っ張ってしまい硬直させて

しまう事が、あります。

 

この状態の筋肉にマッサージを施しても硬直した筋肉が、マッサージ圧を

全て跳ね返してしまい効果を期待出来ません。
皆さんもちょっと大き目の電気屋さんに入りマッサージチェアの体験コーナーへ

行ってみて下さい。

肩をもまれるとそこそこ気持ち良いと思います。

腰の部分をもまれてもあまり気持ち良くないと思います。

 

これは、「骨盤が、腰の筋肉を引っ張ってしまいピンと硬直してしまっている。」からです。
この様に関節の引っ張りによって硬直した筋肉にマッサージを施しても効果は、薄いです。

 

私は、筋肉の2つの状態について知っていたものの

筋肉の硬直する原因について知りませんでした。

皆さんは、この記事の内容について知っていましたか?

 

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