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犬は遠く離れた飼い主の居場所を分かるの?

読了までの目安時間:約 3分


前回は、犬の帰宅予知能力に関する実験について書きました。

今回は、「犬は遠く離れた飼い主の居場所を分かるのか?」

という事について書こうと思います。

 

犬は遠く離れた飼い主の居場所を分かるの?

・ジェイムズ ブラウンさん
ロンドンのハンマースミスに暮らすジェイムズ・ブラウンさんは

第一次大戦時兵卒としてフランスに派遣されました。

飼い犬のプリンスというアイリッシュテリアはこの事で悲しみに

くれました。

「ジェイムズ ブラウンさんが派兵された」数日後プリンスは

忽然と姿を消しました。

それから数週間後にプリンスはフランスのアルマンティエールに

現れ塹壕(ざんごう)にいたジェイムズ ブラウンさんと無事

再会を果たしました。

 

・パトリシア バークさん
スカイ島の農園で働くバークさんは、愛犬のテリアを農園に残して

10キロほど離れたポートリーに車で赴きました。

ある朝ポートリーの作業場の外に座っている愛犬を見つけました。

不思議な事に犬をその仕事場へ連れてきた事はありませんでした。

 

・ヴィクター シャクルトンさん
チェシアに住むシャクルトンさんは引越しに際しグレイハウンドの

ジョニーを手放しました。

ヴィクターさんは、ジョニーを列車に乗せて新しい飼い主の元に

届けました。

その後ヴィクターさんは、そこから5キロ程離れたパブで1杯やって

いました。

すると突然パブの入り口を荒々しく開け放ちジョニーが姿を現しました。

 

・アルフレッド コレフ博士
ウィーンに住むコレフ博士と妻は、2匹のダックスフントを家政婦に

預けて外出しました。

翌朝コレフ博士だけが家政婦の家を訪れて犬達を受け取り家路に着きました。

しかし犬達は、家に帰ろうとせず博士を引っ張ってどこかへ行こうとしました。

アルフレッド コレフ博士は、引かれるままについて行くとある居住区の

一軒家の前に到着しました。

なんとそこに博士の妻がいました。

 

・ドーレン一家
イリノイ州に住んでいたドーレン一家はある日イリノイ州オローラ市から

300キロ程離れたイーストランシングへ引っ越しました。

その際ドーレン一家は、雑種犬のトニーを置き去りにしました。

しかし6週間後トニーがドーレン一家の前に現れました。

 

皆さんは、これらの事例をどう思いますか?

次回は、「犬は遠く離れた飼い主のピンチを分かるのか?」と言う事に関して

書こうと思います。

 

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帰宅予知能力に関する研究とは?

読了までの目安時間:約 6分


 

 

前回と前々回は、「犬がどの様に飼い主の帰宅予知を

しているか?」という事に関して書きました。

今回は、帰宅予知能力に関する研究について書こうと

思います。

 

帰宅予知能力に関する研究とは?

シェルドレイク氏は、犬の帰宅予知能力を科学的に検証する際の元データとして協力者を募り

犬の行動日誌を収集しました。

行動日誌の内容はおおむね以下です。

・「動物が予期反応を示した」と思われる日付けと時間
・「帰宅者が家路に着いた」時間
・「帰宅者が出かけた」場所
・「帰宅者が家を空けた」時間
・「帰宅者が帰宅した」時間
・「帰宅者が帰宅した」方法

 

シェルドレイク氏は、この様な内容の記録を協力者に取って貰いデータを収集した所ほとんどの

ケースで「飼い主が帰宅する」10分以上前に「犬が反応した」という傾向を見つけました。

この結果は、「犬は五感から飼い主の帰宅のヒントを得ている」のではなく「飼い主が帰宅を

意識した」瞬間に「テレパシーが伝わる」という仮説を補強する物でした。
シェルドレイク氏の実験に協力した被験者の中でパメラ・スマートさんと飼い犬ジェイティーは、

もっとも如実にテレパシー能力を発揮しました。

 

1994年5月~1995年2月に渡るパメラさんの報告によると100回中85回という高い割合で

ジェイティーは不規則に帰宅するパメラさんの帰宅時間を10分以上前に予知した様です。

 

調べてみると「ジェイティーがいつもパメラさんを待つ定位置であるフランス窓へ移動する」

時は、「彼女が家路についた」瞬間と符号した様です。

 

その距離は、平均すると6キロ以上離れていた様です。

遠い場合は、60キロ離れていた様です。

 

「パメラさんの住居は騒音のある地域である」事や「車の交通量が多い」という理由で

「音やにおいを手がかりに主人の帰宅を予知していた」と考える事は無理でした。

 

また「パメラさんがいつもと違う乗り物を使って帰宅した」時にジェイティーは正確に彼女の

帰宅を予知した様です。

 

更に「彼女の帰宅時間が分かっている」家族の感情の変化を読み取ったという可能性を

排除する為に無作為に選んだ時間に帰宅するという実験を行った所それでもやはりジェイティーは

飼い主の帰宅を予知した様です。

 

1994年11月にシェルドレイク氏は、オーストリアのテレビ局から依頼を受けて犬の行動を

ビデオに録画して帰宅予知能力の真偽を検討するという企画に参加します。
被験者となった飼い主と飼い犬は、上記事例で特筆すべき予知能力を見せたジェイティーと

その飼い主のパメラさんです。
実験は、無作為に選んだ時間をパメラさんに告げて帰宅して貰うという物でした。
「ランダムに選んだはずのその帰宅時間にまるでジェイティーが同調するかの様に反応する」姿が
撮影されました。
ビデオを検証した結果「ジェイティーが行動を起こす」時は「パメラさんが帰りの車に乗り込む」
瞬間ではなく「彼女が帰ろうと意識した」瞬間に符合する事が判明します。
テレビの企画から1年後の1995年にニューヨークのライフブリッジ財団から研究助成金を受けた

シェルドレイク氏は、同年5月から翌1996年7月にかけてパメラさんとジェイティーの行動を

100本以上のビデオテープに収めました。

 

「彼がテープを検証した」結果彼は、以下の様な結論を得ます。

・ジェイティーは「パメラさんが戻ろうと意識した」瞬間に待ち始める
・「パメラさんが家路についている」間ジェイティーは、お決まりの場所に座って待つ
・「こうした現象がたまたま起こった」とすると「その確率は100万分の1である」為統計学的に
偶然として説明する事は無理である

 

さらに疑似科学を糾弾する情報誌であるスケプティカル・インクワイアで編集顧問を務める

リチャード・ワイズマン博士が、自ら先陣を切って同様の実験を行った所やはり「同じ結果が

出た」様です。

つまりリチャード氏は、「犬は自分と飼い主の空間的な距離に関わらず「飼い主が帰ろうと

意識した」瞬間を何らかの形で認識している」という事を期せずして証明してしまった様です。

 

皆さんは、この研究内容と結果をどう思いますか?

次回は、「犬は飼い主と遠く離れている飼い主の居場所を分かるの?」

という事について書こうと思います。

 

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テレパシーで犬は飼い主の帰宅を予知できるの?

読了までの目安時間:約 4分


前回は、「犬が飼い主の帰宅をどのように予知しているか?」

についていくつかの説を紹介しました。

 

今回は引き続き「犬が飼い主の帰宅をどのように

予知しているか?」と言う事でテレパシー説を

紹介しようと思います。

 

テレパシーで犬は飼い主の帰宅を予知できるの?

テレパシー説

この説は、ペットが単純に目や耳や鼻といった五感を通したヒントからではなくそれ以外の

何らかのメッセージを飼い主から受け取っている」という説です。

シェルドレイク氏は、北ロンドン等地理や文化的に異なる地域を対象に無作為で抽出した家庭へ

電話をかけて「あなたは家族のメンバー帰宅前に興奮している飼い犬を見た事あるか?」という

アンケート調査した所平均しておよそ「51%の犬が飼い主の帰宅前に興奮するそぶりを見せた」

という結果を得ています。

この結果は、テレパシー説を強く支持する物になりました。

 

また「飼い主の帰宅に先んじて何らかのリアクションを見せるペットがいる」一方で飼い主の

帰宅に先んじてまったく反応しないペットがいる様です。

反応しない理由としてシェルドレイク氏は以下の様な可能性を挙げています。

・一人暮らしの場合は「犬の反応を観察する人がいない」のでノーカウントになる。
・「反応する事で家族の注目を自分に集める事が目的だった」場合「家族が犬の反応に

  気づかなかった」や「犬が無視された」事で犬が行動の動機を失った

・飼い主と犬の絆が深くない。

・飼い主の帰宅を予知出来るけれど犬自身飼い主の帰宅に興味がない
・「犬の感受性が低い」為に犬の予知能力が低い

 

こうした可能性を考慮に入れると「反応しないけれど実は飼い主の帰宅を予知している」という

潜在予知群がいると考えられます。

この事から彼は、「上記した数字はもう少し跳ね上がるだろう」と予測しています。

 

因みに犬の帰宅予知能力は、全ての人に対して発揮される訳ではない様です。

シェルドレイク氏は、「動物が特定の人物に対してテレパシーを発揮しやすい」という傾向を

発見します。

その特定人物は自分にエサをくれたり散歩に連れて行ってくれたりという風に何らかの愛情を

持って接してくれる「犬と感情的に強い繋がりがある」人であると指摘しています。

因みに「シェルドレイク氏が行った」犬の帰宅予知の事例の統計結果によると「犬が帰宅予知

する」人の数は次の通りです。

・1人  (78%)

・2人  (17%)

・3人以上( 5%)

 

皆さんは、この説をどう思いますか?

次回も引き続き犬の帰宅予知能力に関して書こうと思います。

 

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犬は飼い主の帰宅をどの様に予知しているの?

読了までの目安時間:約 4分


 

 

 

前回は、犬の帰宅予知能力の事例を紹介しました。

今回は、「犬が飼い主の帰宅をどの様に予知しているか?」

について書こうと思います。

 

犬は飼い主の帰宅をどの様に予知しているの?

「犬が飼い主の帰宅をどの様に予知しているか?」について様々な説があります。

以下は、その説です。

 

・習慣記憶説

この説は、「犬がただ単に飼い主の行動パターンを記憶していて自身の体内時計

(動物の体の中に生まれながらにしてある時間感覚)から主人の帰宅時間を

予想している」という説です。

しかし「帰宅時間がまちまちである」に関わらず「家人の帰りを予測している

事例がある」為に習慣だけで全ての事例は説明出来ません。

 

・同居人の感情読み取り説

この説は、「帰宅者の家族が家人の帰宅時間を知っている」場合「何らかの形で行動や

感情に変化(食事の用意をしたりうきうきしたそぶりを見せる等)が見られる」という

「可能性がある」為に「犬がこうした微妙な変化を捉えて帰宅を予知している」という

説です。

しかし家族に帰宅時間を知らせずに突然帰宅した場合において「犬が飼い主の帰宅を

予知していた」と思われる「ケースがある」為に同居人の感情の読み取りだけで全ての

事例は説明出来ません。

 

・嗅覚説

この説は、「帰宅者の発する何らかのにおいを家にいる犬が嗅ぎ取って帰宅を

予知している」という説です。

イギリス内務省の依頼を受けたある機関は、犬の中で最高の嗅覚を持つといわれている

ブラッドハウンドを用いた実験を行った所「犬が風下にいた」場合「およそ800メートル

先のにおいを嗅ぎ分ける事が出来る」という結果を出しています。

しかし実際の事例として報告されている物の中に「主人が帰宅する」10分以上前に行動の

変化を見せる犬がいました。

これは、距離に換算すると10キロ以上になります。

「風が都合よく家に向かって吹いている訳ではない」事や「人間の体からそれほど強烈な

においが発散されている訳ではない」事や「仮に自動車を始めとする何らかの乗り物を

使用しているとしても締め切った室内において排ガス等の微妙なにおいを嗅ぎ取っていると

考えられない」等の理由から嗅覚説は全ての事例を説明出来ません。

 

・聴覚説

この説は、「犬が飼い主の出す何らかの音を聞き取って帰宅を予知している」という説です。

「犬は一般的に人間の4倍の聴力を持っている」と言われている事から逆算すると「犬が

聞こえる」距離は、「犬が開放された室内にいる」事や「飼い主が普段どおりの帰宅方法

である」事や「他に騒音がない」事や「風が家に向かって吹いている」事等「全てが音の

聞き取りに有利な条件をそろえた」として「せいぜい1キロが限界である」と考えられています。

しかし「犬の聴力は可聴域の広さを除くと人間と大差ない」という報告が、イギリスの

獣医学者であるシーリア・フォックス氏やサウサンプトン大学の聴覚平衡感覚センターに

勤めているケビン・ムンロ氏からあります。

また明らかに1キロ以上先にいる飼い主の帰りを予期しているという事例が散見されます。

これらの理由により聴覚説は、論拠として薄弱です。

 

皆さんは、この記事の内容をどう思いますか?

次回も引き続き犬のテレパシー能力に関する事を書こうと思います。

 

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犬は飼い主の帰宅予知出来るって本当?事例はあるの?

読了までの目安時間:約 4分


前回は、犬のテレパシー能力の事例等について書きました。

今回は、「犬は本当に飼い主の帰宅を予知出来るか?」

について書こうと思います。

 

犬は本当に飼い主の帰宅を予知出来るの?

「シェルドレイク氏は膨大な事例を検証した」結果「犬が

飼い主の帰宅を予知する」瞬間は「飼い主が家に帰ろうと

意識した瞬間である」という共通項に気づきます。

シェルドレイク氏の元に寄せられた数々の帰宅予知事例集の

中において585件中97件においてこの現象が見られた様です。

これは割合で言うと全体の17%に相当します。
またシェルドレイク氏は、「犬の帰宅予知行動は「主人が

実際に帰宅する」数分前~数十分前とばらつくけれど「主人が

いつ帰宅を意識したか」というタイミングに依存している

のではないか」と推論しています。

「飼い主が家に帰ろう」と意識する瞬間は、人によってまちまちです。

こうした個々人の意識の差が、犬の予知行動が現れるタイミングに

影響を及ぼしているのだろうという発想です。
シェルドレイク氏が「飼い主が帰宅を強く意識した」瞬間とペットの

帰宅予知行動を関連付ける」きっかけとなった事例は多々あります。

以下は、その例の一部です。

 

1.
作家であるJ・アレン・ブーンは、生涯の友という本中である友人の証言を

紹介しました。

犬を預かっていた友人の証言によると「アレン氏が20キロ離れた食事処で

ランチを済ませて家に戻ろうと決めた」瞬間に愛犬のストロングハートが

お決まりの待機位置へ移動して飼い主の帰りを待っていたそうです。

 

2.
ドイツ・ミュンヘンに住むモニカ・ソイエルさんは旦那さんと協力して

「愛犬のプルートがいったいどのタイミングで主人の帰宅を予知するか?」

という実験を行いました。

モニカさんの行動記録とご主人の証言を照合すると「プルートの予知行動が

見られる」瞬間は、「モニカさんが帰りのタクシーに乗り込んだ」時ではなく

「モニカさんが家に帰ろうと決めてタクシーを呼んだ」瞬間でした。

 

3.
イギリスのオドリスコル夫妻の愛犬は、「主人であるジョンが外出先において

時計を見て家に帰りたいと思った」瞬間に反応した様です。

 

4.
ハーフオードシャー州に住むソールズベリー公爵夫人の愛犬ジェシーは、

「夫人が長期休暇から帰ってくる」数時間前から落ち着きを失くし玄関や門の

辺りに移動して彼女の帰りを待ちました。

「ジェシーが反応した」瞬間は、「彼女がまだ異国の地におり家に帰ろうと

決めた」瞬間でした。

 

5.

サフォーク州に住むトニー・ハーヴィーさんの飼い犬であるバッジャーは

午前6時40分にケージから飛び出して窓辺に座って主人の帰りを待ち始めました。

それは、「飼い主であるトニーさんが自宅から約400キロ離れたダートムアへ

3週間滞在した後に自宅へ帰ろうとトラックを運転し始めた」時に一致しました。

 

皆さんはこの記事の内容をどう思いますか?

この様に犬の帰宅予知能力の事例がある為皆さんの愛犬ももしかしたら

帰宅予知能力を持っているかもしれませんね。

次回も引き続き犬のテレパシー能力に関する事について書こうと思います。

 

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