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地雷探知犬のお仕事って何?探知のやり方は?

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前回は、シロアリ探知犬について書きました。

今回は、地雷探知犬について書こうと思います。

 

地雷探知犬とは?

 

地雷は、安価に設置出来る兵器です。

 

しかしこれは、戦闘・紛争終了後に処理する為に極めて

高額な費用がかかる兵器としても有名です。

 

The Marshall Legacy Institute (MLI)マーシャルレガシー研究所は、戦争で荒廃した

地域の苦しみを軽減する事を理念として1997年に設立された非営利組織で地雷を探知し

除去作業を補助する地雷探知犬を育てる地雷探知犬パートナーシッププログラムを

開発しています。

 

MLIによるとMLI出身の地雷探知犬の活躍が、最近2年間で世界24カ国の

1400万平方メートルの大地から地雷を除去して安全な土地にする事に貢献しました。

アメリカ軍に22年間所属してその内12年間を軍用犬トレーナーとして従軍した

ダン・ヘイター氏は、MLIの共同経営者を務めていて現役の地雷探知犬トレーナーとして

犬を訓練しています。

 

ヘイター氏によると地雷探知犬に類いまれな繊細な注意力と集中力が求められ、

空港等で爆発物をかぎ分ける爆発物探知犬と地雷探知犬は全く違う任務をしています。

 

爆発物探知犬は、建物・荷物・車両等から目的物を探します。

犬にとってこの任務は、楽しい作業です。

しかし地雷探知犬は、広大な大地で地雷を探すという反復作業を

延々と繰り返えさないといけない為、この任務は、厳しい作業です。

 

ヘイター氏は、「地雷探知犬にジャーマン・シェパードよりもベルギー産のベルジアン・

シェパード(通称マリノア)が適している」と言っています。

 

これは、「地雷探知犬が従順かつ優秀でアフガニスタンの様な灼熱の大地から極寒の大地まで

適応できる犬種が求められている」からです。

 

訓練された地雷探知犬は、プラスチックと金属爆発物を嗅ぎ分けるだけでなく土壌中の

重金属に鋭敏な反応をします。

なおかつ「体重が軽い」為に万一地雷を踏んだとしても爆発させる危険性が小さいです。

 

またヘイター氏は次の様に述べています。

 

地雷探知犬の任務における死亡率は3~4%です。

正確な統計については分かりません。

地雷探知作業を行う人間よりこの数字は、少ないです

なおMLIは、オランダ・ベルギー・チェコスロバキアの

信頼できるブリーダーから優秀な犬を提供して貰っています。

 

すべての犬が訓練に耐え地雷探知犬として育つというわけではありません。

 

ドロップアウトした犬は、麻薬犬として新しい道を歩む為にヨーロッパに送り返されます。

ヘイター氏によると地雷探知犬の任務は極めて過酷です。

 

PTSDを発症させ任務から退く犬が多いです。

「それぞれがペアを組むハンドラーが決まった」後1人と1匹は、

共に地雷探知の仕事を始めます。

 

地雷探知犬の探知のやり方は?

 

探知のやり方は、2種類です。

 

1つ目は、ロング・リーシュです。

これは、「ロープで囲んだ地雷原の外側に人が立つ」事をしながら

「長いリードを付けた犬が地雷原に入って探知する」という方法です。

 

2つ目は、ショート・リーシュです。

これは、「人と犬が文字通り二人三脚で地雷原を歩きながら探知する」という方法です。

 

皆さんは、この記事の内容を知っていましたか?

私は、この記事作成を通して地雷探知犬について色々知れました。

次回は、銃器探知犬等について書こうと思います。



 

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